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カリキュラムの特徴 文学部

カリキュラムの特徴


英語学科

英語学科は英語プロフェッショナル専修とグローバルコミュニケーション専修という2つの専修を設けています。英語プロフェッショナル専修は、2年次後期に中期留学を必修とし、通訳・翻訳などを含めた英語の専門職を目指すカリキュラムとなっています。グローバルコミュニケーション専修は、英語でのコミュニケーション能力を国際レベルで活用できるまで高め、実践的な英語能力を養成できるようなカリキュラムが特色です。2つの専修の設置により、将来の目的に合わせて学ぶ内容を選ぶことができるようになっています。


英語プロフェッショナル専修には、コア科目群として①「通訳・翻訳科目群」②「英語イマージョン科目群」③「中期留学科目群」という3つの科目群があります。「英語イマージョン科目群」では、全てネイティブ・スピーカーの教員による授業を受けることになります。


グローバルコミュニケーション専修には、コア科目群として①「英語コミュニケーション科目群」②「児童英語科目群」③「国際ビジネス科目群」という3つの科目群があります。「英語コミュニケーション科目群」は、英語圏の文化・社会に対する理解を深め、実践的な英語コミュニケーション能力を養成する科目群です。「児童英語科目群」は、小中高連携の英語教育を前提にして英語の早期教育にかかわる技能を修得する科目群であり、「国際ビジネス科目群」は、グローバル企業でオフィスワーカーとして仕事をする際に必要とされる知識や技能を修得する科目群です。


このように2つの専修の中の合計6つの科目群の中から、専門的に学びたい科目群を選んで、演習、卒業研究などと組み合わせて「メジャー」とし、将来の目的に合わせて、自由度の高いカリキュラムを組み立てることができます。


更に、①「英語コンピュータ科目群」②「中高教員資格科目群」③「エアライン科目群」を「共通コア科目群」として設置しており、就職の際に役立つ科目を履修できるのも英語学科カリキュラムの特色となっています。


2つの専修に共通のカリキュラムとして、1年次前期に「基礎演習」を導入し、大学のオリエンテーションを拡張した内容から始まり、スタディ・スキルとともに英語学科生としての基礎英文法の基礎部分を学びます。また、1年次にはネイティブ・スピーカーによる「Oral English A・B」と「Power SpeakingⅠA・B」の授業を合計週3回設けています。さらに、日本人教員による文法や読解の必修授業があり、英語の4技能の基礎がバランスよく習得できるようになっています。CALL教室で開講するTOEICの授業も必修となっています。


各専修では、1年次より各科目群の概要を学ぶ「概論」の授業を設け、2年次の「特論A・B」や「メディアの英語A・B」「英語発音トレーニングA・B」「通訳・翻訳トレーニングA・B」「比較文化論A・B」「単語と文のしくみA・B」など、概論の基礎を更に深める科目を用意しています。3、4年次では1、2年次で学んだ「コア科目」に加えて「発展科目」で更に英語力と思考力を養います。例えば、演習、卒業研究では少人数でキメ細かな指導を通じて専門性を高めていくことになります。


このように、2つの専修と6つのコア科目群、さらに3つの共通コア科目群から構成されるカリキュラムが1年次から開講され、基礎から発展科目へとステップアップできるようになっています。



日本語日本文化学科

日本語日本文化学科は、「日本語」と「日本文化」を生涯にわたる教養および知識として身につけ、それを立脚点として日本語・日本文化を外に向けて発信できる人材を養成することを目的としています。

「日本語」については、現代語を歴史的変遷の射程から捉えるとともに、社会言語学的な視点から地域語について学ぶ場を提供しています。口頭発表の技法など豊かな言語表現の使い手になるためのコミュニケーション論の学びの場と、日本語を日本語教育の視点から客観的に捉える訓練とが用意されています。日本語教員養成課程の修了認定の取得が可能で、卒業後に国内外で日本語教師として働く道が開かれています。

「日本文化」については、先人の残してくれた古典文学、絵巻物、古典芸能、近代文学などの文化遺産を、その長い伝統と歴史の文脈のなかで味わうための技法を身につけます。書道、茶道、華道の文化史的意味と現代的な意義を享受し、次世代へそれを継承できる人材を養成することも大事なことと言えるでしょう。

日本のみならず、アジアについての知識と洞察を確かなものにすることも大事なことで、日本語、日本文化を発信するための双方面的な学びの入り口として中国、韓国などのアジア言語と文化を習得する道も用意されています。


日本語日本文化学科の専門科目は必修科目と選択科目から成り立っています。

必修科目は1年次に「基礎演習」「日本語入門」「日本文化入門」「日本語教育入門」。2年次に「正しいことばづかい」「プレゼンテーションの方法」。3年次に「日本語日本文化第一演習A・B」。4年次に「日本語日本文化第二演習A・B」、「卒業研究」です。その他の科目はすべて選択科目です。

2年次以降はたくさんの選択科目から、所属する専修のカリキュラム表に従いつつ、自らの興味と目標にあわせた科目群を一つ選択し、自分自身でカリキュラムを作っていきます。現代日本語専修は「日本語コミュニケーション科目群」「ことばと社会科目群」「日本語教育科目群」から一つ、日本文化専修は「日本文化科目群」「日本文学科目群」「書道科目群」から一つ、中心とする科目群を選択します。さらに必要に応じて共通コア科目群として用意されている「アジア言語科目群」「中高教員資格科目群」を選択して、より高次な専門性を身に付けます。複数の科目群や他学科の科目群を選択することも可能なので、しっかりと自分自身を見つめて、将来に備えてください。



総合文芸学科

1年次には「文芸の基礎」において、文芸学科では何をどのように学び、探求するのか、つまり文芸学の対象と方法について理論的かつ具体的実践的に学びます。そして「基礎演習」「文章表現」「基礎講読」で読むことと書くことの基礎能力を整え、「世界の文芸Ⅰ」では世界の様々な文芸作品の実際を知って、文芸の多様な魅力を実感します。(2年次でも同じ趣旨で引き続き「世界の文芸Ⅱ」を履修します。)

2年次では「文芸講読」でさらに読解力を練磨し、特定ジャンルの知識を深め、批判的文章力を養うとともに、「比較文化」の諸科目によって、広範かつ重層的な文芸と文化の視野に立った柔軟な比較考察力を培います。さらに「言葉による考察・批評・鑑賞」の前提となる文芸の実際的創作的側面の知識と経験を得るために、「文芸との触れ合い」の諸科目を設けています。これらは狭義の文学に止まらず、広義の文芸を対象とする総合文芸学科ならではの科目です。

3年次からは総合文芸コースとメディア・広報コースのいずれかを選択します。それぞれのコースで専任教員が担当するいずれかのゼミに所属して、「文芸第1演習(3年)」「文芸第2演習(4年)」「卒業研究(4年)」を履修します。

「演習」は3・4年生合同で行われ、それぞれのゼミの研究分野にそって、先行研究の知見や探求方法を学び、取り上げられたテクストや問題について議論したり、先輩たちにも触発されながら、各自が選んだテーマについて調査し、レジュメを作って発表したりします。

「文芸特殊講義」もそれぞれのコースごとに選択必修科目が指定されています。「卒業研究」は4年間の学びの集大成として、各自の関心にそったテーマを選び、卒業論文を製作します。指導教員のアドバイスを受けながら、十分な時間をかけて取り組むことによって、もっとも濃密な自分自身の文芸経験と達成感が得られるでしょう。

これらの必修ないし選択必修科目に加えて、1年から4年まで各段階に応じた選択科目、さらに博物館学芸員課程科目、司書課程科目が配置されています。選択科目の「広告企画編集」と「マスコミ文章編集」はメディア・広報コース向けの科目(コース生優先履修・必修)です。博物館学芸員課程は総合文芸コースの学生だけが履修できます。

この枠組の中で、どのような事柄を中心に学びたいのかを考え、またそれにはどのような科目を各段階において取ればいいのかをわかりやすくするために、以下のような5つの「コア科目群」が設置されています。


「芸術と文化科目群」
美術・音楽・文学における文芸表現について、西洋・東洋を問わず探究し、作品に触れ比較することで、芸術と文化の発展や豊かさを味わう。

「神話と文芸科目群」
ギリシアや日本の神話を題材とする文学や演劇に親しみながら、時代や文化の背景を掘り下げ、自らのことばで作品の面白さを語る力を身につける。

「視覚表現と文芸科目群」
絵画や彫刻、映画からマンガまで「見せる文芸」を主なテーマとし、歴史的な評価や現代での描かれ方などを探究する。

「演劇と文芸科目群」
言語表現、文芸としての演劇を中心に、演劇作品の鑑賞、批評、制作(上演)のための知識や技法を学ぶ。

「メディア・広報科目群」
文化・社会の時流を切り取る報道や広告の役割、表現法などを専門的に学び、創造的なメッセージを発信する力を養う。

以上の科目群が4年間の道筋を示してくれるでしょう。それぞれのコア科目群内の科目の詳細については、学科で具体的に案内・指導が行われます。文学部の他の2学科にもこのような科目群が設置されていますが、そこからも様々な科目を選択することができます。