1. ホーム
  2. 神戸松蔭について
  3. 歴史と教育の特色

歴史と教育の特色

神戸松蔭女子学院大学の歴史と教育の特色

松蔭女子学院は、2017年に創立125年を迎える、歴史と伝統を誇る女子教育機関です。1876年、イギリス国教会の海外伝道機関S.P.G.(Society for the Propagation of the Gospel)は、H.J.フォスを神戸に派遣し、伝道を開始しました。しかし、フォスは明治時代の男尊女卑社会にあって、女性も人間としての尊厳を享受できる教育が必要であると痛感し、遅れて日本にやってきた女性宣教師H.M.バーケンヘッドと協力して、1892年、異人館の町、神戸市北野町に「松蔭女学校」を設立しました。
「松蔭」という名前の由来について、フォスはイギリスへの手紙の中で次のように説明しています。「これは、松の蔭の学校という意味です。松は非常に日本的な樹木であり、慎み深さと貞節を意味します。その松の木蔭に乙女たちが住み、学んでいるという姿が、この名前を通して私達が日本の人たちに伝えたい学校の理念なのです。」 北野町の校地には大きな三本の松の木がありました。松蔭の三蓋松の校章はそれに由来しています。今でも三本松という地名が新神戸駅より西200メートルのところに残っており、そこに松蔭創立記念碑があります。宣教師たちは、松で象徴される日本の文化を尊重しつつ、キリスト教の精神を、教育という方法で、日本の若い女性に伝えようとしました。主要な授業科目は英語と裁縫でした。 英語はキリスト教の精神及び外国の新しい文化を取り入れるツールとして必要な科目です。裁縫は当時の着物文化に対応して和裁でした。英語教育という新しい道と和裁という実践教育を施し、社会の第一線で活躍する有名人よりも、教養ある家庭婦人の育成を目的としていました。

松蔭女学校はその伝統を受け継ぎ、1915年には松蔭高等女学校となり、戦後の学制改革で松蔭中学校、高等学校と名前を変えて今日に至っています。高等教育機関としての歴史は、1947年の松蔭女子専門学校から始まります。その後短期大学、4年制大学、大学院へと発展してきました。専門学校と短期大学は青谷で33年間、大学は神戸の西、垂水で14年間、それぞれ別々に高等教育機関として発展してきたのですが、 1981年、ここ六甲の地に統合することができました。その後1995年から、校名を神戸松蔭女子学院大学、同短期大学に改め、2000年には大学院を開設しました。

神戸松蔭女子学院大学は、海と山の自然に恵まれた国際都市神戸で、120年以上にわたり、キリスト教の愛の精神に基づく教養教育をおこなってきました。このような伝統によって育まれた知性を活用して、あふれる情報を的確に判断して、自分の未来を自分の手で獲得する力が必要とされています。本学のキャリア教育は、豊かな教養に裏打ちされた国際性を備えるとともに、創造性を発揮して、今の時代を個性豊かに生きることができる女性を育てます。これまで、多くの先輩たちが、国際社会で通用する専門性を身につけ、自分自身の新しい可能性と出会い、さまざまな形で社会に貢献する社会人となって、ここ神戸松蔭から巣立っていきました。

英国国教会(英国聖公会)というキリスト教の教派はカトリックとプロテスタントの中間に位置づけられ、プロテスタント諸教会の中では、幾分より儀式的なところがあります。本学の行事は聖公会の儀式、礼拝をもって行われています。本学と姉妹校となる日本聖公会系の教育機関としては、立教大学、聖路加看護大学、立教女学院短大、名古屋柳城短大、平安女学院大学、桃山学院大学、プール学院大学、神戸国際大学等があります。

学科の変遷図

学科の変遷図
・表示した年次は、学生募集の行なわれた期間を年度で示したものです。
・廃設された学科や名称変更された学科の終了年度は、実際には、修業年限やその他の事情により、学科によってそれぞれ異なります。
・このほか、短大には、1969年度から1983年度まで、修業年限1年の研究科(公開講座の一環として、短大卒業後、
  研究や実技を深めさせる課程)が置かれていました。