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英語学科の教育方針

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

英語学料では、自らの卒業後の進路に関して明確なビジョンをもつ学生を育てることを目標とする。英語を学ぶことによって柔軟な国際性を身につけ、個性豊かに創造性を発揮して、自分自身を高めるとともに、さまざまな形で社会に貢献する人材を育成することを目標とする。そのために、卒業時までに次の能力を養成した上で学士の学位を授与する方針である。

1.知識・理解

  • (1) 英語圏の言語、文化、社会についての専門的な知識を身につけ、異文化を十分に理解できる。
  • (2) 自らの進路に合わせた専門分野において、英語とその周辺の環境についてより深く考察し、分析する力を身につけている。
  • (3) 東アジア地域を含む、多様な文化と言語が理解できる。

2.汎用的技能

  • (1) リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4技能の基礎的能力を身につけ、国際社会で通用する英語運用能力をもつ。
  • (2) 情報を的確に判断・理解し、適切に処理する技能を身につけている。
  • (3) 広い視野に基づいた冷静かつ客観的な判断力を背景として、高度なコミュニケーション能力を用いた、説得力のある情報発信ができる。

3.態度・志向性

  • (1) 社会における自己の位置を確立できる能力をもつ。
  • (2) 大学生活を通じて、自らの個性と創造性を最大限に発揮できる場を考察し、それを卒業後の進路として実現する実行力を備えている。
  • (3) 世界のできごとに幅広い関心をもち視野を広める。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

英語学科の教育は、学ぶ英語の性質の違いによって英語プロフェッショナル専修とグローバルコミュニケーション専修に分かれ、「Essential Study Skills」によって築かれた土台を基礎に、英語プロフェッショナル専修はセメスター留学、「ResearchSeminar」、「卒業研究」へと続き、グローバルコミュニケーション専修は、「国際プロジェクト演習」、「卒業研究」と続くといった形で、系統的に編成された専門教育科目によって行う。これらの教育課程編成・実施の方針は次のとおりである。

  • 1.1年次の「Essential Study Skills」により、レポートの書き方、プレゼンテーションの方法など、学びの土台となる基礎知識および学習技能を養成する。
  • 2.英語プロフェッショナル専修では、英語の運用能力を徹底的に高め、外資系企業、あるいは国際機関で働くことのできる人材を育成する。また、2年次の後期には、セメスター留学を必修とし、英語圏の大学で学ぶ。
  • 3.グローバルコミュニケーション専修では、プロジェクト型学習を中心として、英語・中国語・韓国語を含む語学力と異文化に対する理解を深め、国内企業の海外部門での仕事をするのに十分な英語力と異文化間コミュニケーション力を育成する。
  • 4.ネイティブ・スピーカー教員によるリスニング、スピーキング、ライティングの授業と、日本人教員によるリー ディングおよび文法の授業によって、英語の4技能をバランスよく習得できるようにする。また、1、2年次の 必修科目の多くは、習熟度別クラスにより、少人数編成とする。
  • 5.3年次の演習、4年次の卒業研究において、少人数できめ細かな指導を通じて、専門性を身につける。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

英語学科に入学する学生には、次の資質をもっていることを期待する。

1.知識・技能

母語および英語のコミュニケーションにおいて、情報を的確に理解・判断し、正確でかつ説得力のある形で発信できる基礎的な言語能力をもつこと。

2.思考力・判断力・表現力

母語および英語、また自国の文化と英語圏の文化を学ぶことを通じて、人間の言語・文化・歴史の成り立ちを探究することに関心を持ち、そのための知識の習得、課題解決に意欲をもつこと。

3.主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度

人間関係におけることばの力に関心を持ち、その力を駆使した他者との協働により社会に積極的に貢献していこうとする強い意欲をもつこと。