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日本語日本文化学科〈2011年4月 開設〉の教育方針

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

日本語日本文化学科では、日本語・日本文化について深く豊かな教養を身につけ、優れた日本語の使い手として社会に貢献できる人材の育成を目標とする。日本文化に対する確かな知識と教養を身につけ、卒業後も多文化世界への洞察力をもつことを期待する。また、世界に「日本」を発信できる人材を養成することも目標としており、カリキュラム上にも十分反映されている。

1.知識・理解

日本語の地域的・時間的変化を含む言語の多様なあり方を理解し、日本語を外部的視点から客観的・科学的に捉えることができる。日本文化だけでなく、他の文化への敬意と理解の態度を養い、多文化の地域社会に貢献することができる。さらに、日本の古典・近代文学を学ぶことによって、日本の文化的な背景に深い知識と愛情をもち、生涯にわたる教養とすることができる。

2.汎用的技能

洞察力を備えた日本語の使い手として物事を理性的、かつ客観的にとらえ、自らの思考を論理的に展開し、円滑で豊かなコミュニケーションを図ることができる。

3.態度・志向性

日本語・日本文化の豊かな水脈を教養の裏づけとして、洞察力と柔軟性をもって多様な局面に立ち向かえる人間力をつける。また、国語科教員、書道科教員、日本語教員などの職業を通じて、社会に確かな地位を占め、女性として積極的に生きることができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  • 1.英語以外の外国語にも目を向け、「日本語」との比較でアジア諸国に学生の目を向けさせる。中国語、韓国語など、近隣のアジア言語への意識を高めるため、これらの言語との比較対照を学ぶ科目とともに、それぞれの言語の会話の授業を用意する。
  • 2.現代日本語を中心に学ぶ「現代日本語専修」と日本文化・文学を中心に学ぶ「日本文化専修」を設ける。各専修に基本的な科目をセットにした「コア科目群」を定め、その中から1 つの「メジャー」を選び、3, 4 年次の演習、4 年次の卒業研究において、少人数できめ細かな指導を通じて専門的な勉強を進める。
  • 3.現代日本語専修では、日本語の変化や現代社会の様々な場における日本語のあり方を探究し、日本語の機能や法則性を客観的に捉え、論理的に文章を書く表現能力や高度なコミュニケーション能力を育てる。また、日本語の国際化の一環として外国人に日本語を教授できる能力を身に付ける。
  • 4.日本文化専修では、日本文学や書道、茶道、華道など様々な日本文化の事象を通して幅広い教養を養い、それらの学問的究明やそれらに関わる思想・文化的背景を深く理解することによって、物事を的確に捉え、深く考察する能力を育成する。
  • 5.どちらの専修にも属さない共通コア科目群として、アジアの言語、中高教員資格、書道に関する科目群を設定する。
  • 6.これらのコア科目群は、専修・学科の枠を越えて、文学部内で自由に組み合わせ履修することができる。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

日本語日本文化学科では、日本語そのものに対する興味であれ、文学作品に対する興味であれ、ことばに対して何らかの意識をもつことができる学生を期待している。広い視野をもち、自分自身を客観視できる基礎学力をもっていることが必要であり、特定の科目に限定せず、自覚的に学ぶ習慣を身につけ、ことばに対しての感覚を磨いておくことが望ましい。