国宝の青井阿蘇神社で「Blue Earth 塾」を開きました

2011.09.12


2011年8月25~27日、神戸松蔭女子学院大学の学生を含む大学生たちが、熊本県人吉市の青井阿蘇神社参集殿(国宝)で「Blue Earth 塾」を開催し、環境学習の機会を市内の高校生に提供しました。

参加したのは、「Blue Earth Project」に取り組んだ経験をもつ松蔭高校の卒業生たちです。大学進学後も、「今地球で起こっている問題を整理し、持続可能な社会を実現するための身近なアクションを考え、環境の保全と社会への啓発」に引き続き取り組んでいます。

松蔭女子学院の学生・生徒を中心とするこの活動は、「Social Design Project」として2011年度松蔭GP(Good Practice)に採択されています。

当日はNHK、人吉テレビ、熊本日日新聞、週刊ひとよし他の取材を受けました。


参加した本学学生の感想

人吉市で開いた「Blue Earth 塾」では、地元の球磨工業高校3年生に、食・水・温暖化などの環境問題・社会問題をより身近に感じてもらうとともに、問題解決に繋がるアクションを日常生活の中で簡単に起こせることを伝えました。  
まずは緊張をほぐすためにゲームをして、その後で6~7人のグループに分かれ、それぞれのグループに世話役として入った私たち大学生の経験を聞いてもらいました。話が進むにつれてうなづいてくれたり、身を乗り出して聞いてくれたりと、高校生たちの表情がだんだん変わっていく様子が分かりました。  
次に、私たちの話を踏まえた上で、自分たちは普段の生活の中で何ができるのか意見を出し合い、最後はグループでまとめた意見を全員の前で発表し合いました。  
高校生たちは人前で発表したことがほとんどないようで、初めはすごく嫌そうにしていましたが、終わった後には「人前で発表できる新しい自分を発見できた」と言ってくれました。
今回の「Blue Earth 塾」で学んだ「自分で問題を見つけアクションを考える」ことを、次は発信者となって、たくさんの人たちに伝えていってほしいと思います。

『熊本日日新聞』の記事はこちら

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