第1回灘区総合芸術祭に本学生が参加しました

2011.11.28

連日の雨から一転、晴天となった11月12日(土)。王子動物園内にある動物園ホールで第1回「灘区総合芸術祭」が行われました。
この芸術祭には、神戸松蔭からエコプロジェクトと書道部の有志が参加しました。

"こんなこと出来る学生がいる"。この思いを伝えるべく参加した2つの団体。
エコプロジェクトでは、いらなくなったポスターを使ってエコバック作りをするワークショップを行いました。部員達は子供から大人まで、一人一人丁寧に作り方を教えます。ポスターから作る紙バックは、どれ1つとして同じものはありません。自分だけの特別な紙バックにウキウキ気分の子供達。1つでは満足いかず2つ3つと作っていました。

初めての試みに「教えるのが難しかった」と3年生の部員。「教えるのは難しいけれど、何個も作りに来てくれて嬉しい。日常でも使って欲しい」と話してくれました。


一方、書道部員の有志4人が集まった「SS団」の書道パフォーマンス。大勢の人が見守る中、4人は少しも緊張を感じさせません。特大筆で次々と描かれていく文字。それぞれの字には、今自分達が伝えたいメッセージが込められています。

この日のために、日々練習を重ねていた部員達。「作品練習だけでなく、パフォーマンス作品と同じ漢字が書かれたTシャツを手作りし、PR用のフライヤーまで作りました」。こんな裏話を教えてくれたのは元部長の4年生。「最初からとても緊張しましたが、一番良い作品が出来ました」と話す表情は達成感に満ち溢れていました。他のメンバーも「緊張したけれど、120%の出来です。楽しかった!」「先輩が書いているのを見て、感動して泣いてしまいました。気持ちを込めて書くことができました」などと満足げでした。

書道パフォーマンスを見ていた人も、「書道甲子園みたいで、迫力がありました。これを見る目的で芸術祭に来たので、満足です」と絶賛。地域の人からの熱い拍手を浴びていました。

大人から子供まで楽しめるエコバック作りと、大勢の方を魅了した書道部員有志のパフォーマンス。学生達のパワーは地域の方にしっかり届いたようです。

取材=学生広報スタッフ〔国文学科3年〕

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