人間科学部生活学科食物栄養専攻・佐藤友亮准教授の論文がImmunity誌に掲載されました

2013.06.28

大阪大学大学院医学系研究科内科学講座(血液・腫瘍内科学)の横田貴史助教と、本学の佐藤友亮准教授らの研究グループは、血液・免疫細胞を生み出す大本である造血幹細胞において、細胞の核クロマチン構造の調節分子Satb1が加齢とともに低下していることを見出しました。また、老化したマウスの造血幹細胞にSatb1を発現させると、リンパ球を産生する能力が部分的に回復することが分かりました。本研究の成果は、高齢者のワクチン接種の有効率を高めたり、癌や感染症に対する免疫力を向上させる新しい技術開発につながることが期待されます。
本論文の要旨についてのイラストが、Immunity誌6月号の表紙に採用されました(イメージ:佐藤友亮,ドローイング:光嶋裕介)。

immunity表紙

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