生活学科都市生活専攻・青谷ゼミ「北陸カレッジ」体験ルポ

2013.10.17

今年が初の試みとなる「北陸カレッジ」。北陸=石川県の魅力を探るべく、監修である神戸松蔭のほか、立命館大学、金沢大学の学生が参加しました。神戸松蔭からは生活学科都市生活専攻・青谷ゼミに所属する3年生の中から8人が参加しています。

※「北陸カレッジ」の詳細については こちらをご覧ください。
 

北陸カレッジ8月26日~29日の現地体験実習では、到着してすぐに全員浴衣に着替え、まずは金沢市内を散策。着物姿が似合う町であることを実感しつつ、兼六園や東茶屋街などを訪問し、地元の方にガイドいただきながら見学しました。おいしいことで名高い金沢の和菓子作りも体験。この様子は地元テレビ局や新聞社にも取材され、当日から翌日にかけて報道されました。
オリエンテーションでは参加大学の意気込みやそれぞれの大学があるエリアの紹介なども趣向を凝らして行い、各大学が親睦を深めました。地元・石川県の方々からのメッセージからは期待の高さも伝わってきました。


 

2日目からはいよいよ各大学の担当エリアへ。神戸松蔭チームは加賀エリアへ、立命館大学チームは能登エリアへと向かい、金沢大学のメンバーは二手に分かれてそれぞれ参加しました。
加賀ではまず石川県九谷焼美術館を訪問。観光学博士でもある寺前加賀市長から直々に加賀市についてレクチャーをいただき、九谷焼の名品を鑑賞しました。その後はすぐそばにある連光寺で珍しい「大茶盛り」を体験。
片山津温泉に移動後は売出し中のご当地グルメ「片山津バーガー」、温泉水を使った豆腐造り、ボートでのダイナミックな噴水くぐりなどを体験しました。
夕方からは北前船の里・橋立エリアの方々と交流。「地元の方の話を聞くのは楽しい!」と話は尽きることがありませんでした。



 
 

北陸カレッジ3日目は絶景の加佐ノ岬からスタートし、いよいよ山代・山中温泉エリアに。本格的なそば打ちや、山中漆器の蒔絵付けを体験しました。歴史と伝統に支えられた文化に触れられるのは加賀ならではの魅力です。
山中温泉では豊かな緑と清流を擁する鶴仙渓や、斬新なフォルムの「あやとり橋」を見学。山代温泉では昔ながらの雰囲気が味わえる「古総湯」や、新スイーツなどもリサーチしました。
さらに加賀エリアで活躍する女性=「レディー・カガ」へのインタビューも依頼し、実行。さまざまな視点から加賀の魅力を探りました。









北陸カレッジ最終日、4日目は再び金沢エリアへ。金沢21世紀美術館、近江町市場、海鮮丼などのほか、知る人ぞ知るB級グルメ「ハントンライス」や、あっと驚くからくりや仕掛けが組み込まれている通称「忍者寺」など、思い思いに足を運びました。最後のオリエンテーションでは各大学、「この経験を『楽しかった』で終わらせない」「ここからがスタート」など、4日間の経験をもとにプランを練り、しっかりと形にすることを誓いました。

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