【英語学科】「国際ビジネスマネジメントB」の授業で「激動の国際ビジネスの最前線」を学ぶ

2014.11.28

三共生興株式会社 代表取締役社長 川﨑賢祥氏 11月13日に、三共生興株式会社 代表取締役社長 川﨑 賢祥氏をゲスト・スピーカーにお迎えし、国際的な企業における経営活動や戦略を研究する当該授業で、貴重な講演をいただきました。短い会社紹介ビデオの後、2部構成のお話を伺いました。
 まず、1991年に英国トラディショナルブランド「DAKS Simpson Group PLC」を三共生興グループの傘下に収めることになった背景や経緯などについて伺いました。当初、歴史あるDAKSとの交渉は困難でしたが、誠意を持ち、しかしながら主張すべきことは主張する、という姿勢を貫かれたことが良い結果につながったとのことです。当時のご担当責任者であったということもあり、まるで再現ドラマを見ているようでした。
 次に、中南米での、想像をはるかに超える業務についてのお話でした。まさしく、グローバル企業の「危機管理」に関する内容で、こちらも具体的で臨場感あふれるものでした。
 ご講演の最後は、学生へのメッセージでした。「皆さんには4つの人生の節目があります。そのうち、誕生と死亡は自分の意志ではどうにもできませんが、就職、結婚の2つは自ら選択をすることができます。チャンスは誰にもあります。チャンスの神様の前髪をつかむつもりで頑張ってください。」会場には、メモを取るペンの音だけが聞こえていました。
 終了後、多くの学生から、グローバルビジネスの現状を知った驚き、貴重なお話を聞けたことへの感謝、また、失敗を恐れずにチャレンジしようと思った、などの感想が寄せられました。

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