兵庫県選挙管理委員会による出張講義が行われました

2015.11.06

本学の秋田久子教授(文学部 日本語日本文化学科)が担当する教職課程「教職実践演習」のゲストスピーカーとして、兵庫県選挙管理委員会委員長の武田丈蔵氏をお招きし、「18歳選挙権」というテーマで講義していただきました。兵庫県選挙管理委員会による大学での出張講義は本学が初めてです。
選挙権年齢が引き下げられ、来夏の参議院選挙から18歳になった高校生には選挙権が与えられる見込みです。政治教育の観点から教職員としてどう臨むかが、教員になる学生には来春からさっそく現場で問われてきます。
武田委員長より選挙の意義についてのお話しを伺い、小川佳宏書記長より、選挙の仕組み等について詳しい説明を受けました。後半は講師のお二人を囲んでディスカッションの時間を持ちました。教員を目指す14名の学生たちは、生徒たちにどのように中立の立場で伝えることができるのかなど、疑問点や感じている不安について積極的に質問しました。
女性に参政権が与えられてから70年目の大きな制度改定です。「選挙は人生の経験を積み重ね、投票を重ねることによって練り上げられていく、生涯取り組むべきものです」という武田委員長の言葉が印象的でした。

兵庫県選挙管理委員会による出張講義の様子

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