[生活学科都市生活専攻]花田ゼミが"KOBEにさんがろくPROJECT"でグランプリを獲得しました!

2015.11.30

神戸市は政令指定都市の中では全国6位の農水産物生産高を誇ります。意外と知られていない神戸の農水産物の魅力をアピールするため生産者と企業、学生がコラボレーションし、新しい商品を開発する“KOBEにさんがろくPROJECT”。
今年度は7つの大学から21チーム、本学からは人間科学部 生活学科都市生活専攻の花田ゼミと武智ゼミの2チームが参加しました。7月から農漁業体験やコラボレーションする生産者・企業との試行錯誤を繰り返してきました。その成果を発表するアイデア提案会が11月26日にデザイン・クリエイティブセンター神戸で行われました。
武智ゼミはフランス菓子の名店「御影 高杉」とコラボレーションしました。神戸産の桃のピューレを使用して、ゼミで学んでいる発酵食品としてワイン、チョコレート、甘酒を組み合わせて桃のカヌレ「カヌレ・ド・ペーシュ」を提案。
花田ゼミは、材料は生産者の神戸STARSと、製品化に関してはパフデザインとコラボレーションし、普段は捨ててしまうトマトのヘタやカボチャの種を使ったアクセサリー「Hull ヘタに真珠」を提案しました。
各チームがプレゼンテーションを行い、1次審査は一般市民を含む審査員が展示・試食を採点し、投票。武智ゼミは神戸らしい大人のお菓子で健闘しましたが、洋菓子の応募が多かったため票が割れ、残念ながら1次審査通過はなりませんでした。
上位7位に花田ゼミが入り、最終選考に進みました。最終審査は、審査員3名がコメントをしながら挙手で投票する公開審査となり、花田ゼミは全員の票を得て、グランプリを獲得いたしました。
花田ゼミは、プレゼンテーションやポスター展示がわかりやすく、数多くイベントに参加し、情報発信を活発に行ってきたことが評価されました。さらに提案会までに試作品の店頭販売を行い、46個(69,000円)を売り上げ、その過程で商品のアイテムも増えて進化していったことや、デザイン性、求めやすい価格なども高く評価されました。
グランプリ獲得により「Hull ヘタに真珠」は本格的に商品化が進められることになります。神戸ならではのユニークでおしゃれなアクセサリーとして展開されていくことを期待します。

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