創立125周年を記念した鈴木雅明客員教授によるJ.S.バッハ:オルガン作品集のCDが完成

2016.11.07

松蔭女子学院は2017年に創立125周年を迎えます。125周年を記念して神戸松蔭女子学院大学が全面的にサポートし、本学客員教授で世界的なバッハ演奏家として著名な鈴木雅明氏が、本学チャペルのマルク・ガルニエ製作によるフランス・クラシック・オルガンを演奏したJ.S.バッハのオルガン曲集のCD「MASAAKI SUZUKI plays BACH ORGAN WORKS VOL.2」が完成しました。

チャペルでの録音は今年の1月。オルガンを製作したガルニエ社のスタッフが録音中も立ち会い、最も良い状態でオルガンが鳴り響く環境を整えた中、3日間の集中した録音セッションが行われました。
神戸松蔭女子学院大学のチャペルとオルガンは、鈴木氏自身がこのCDのブックレットに書いておられるように彼の「原点」であり、本学の長年に亘るサポートのもと、チャペルコンサートを開催し、彼が指揮するJ.S.バッハの教会カンタータ全曲演奏&録音という大事業が成し遂げられ、世界的な評価を確立しました。


このCDに収められているJ.S.バッハのオルガン作品は、鈴木氏が本学に専任講師として着任した30代の頃から本学チャペルのオルガンで幾度となく演奏してきたレパートリーですが、鈴木氏が本学のオルガンを演奏したバッハのオルガン作品のCD化は実に今回が初めてです。
本学のチャペルから世界へ日本発のバッハ演奏を切り開いた鈴木氏による新たな高みへと誘う円熟のオルガン演奏は、松蔭女子学院創立125周年にふさわしいものと確信しています。
CDはスウェーデンのBISレーベルより全世界で販売されます。日本国内での販売は12月中旬予定で、HMVなどの輸入CD取扱店でお求めいただけます。CDのブックレットには、日本語による本学チャペルとオルガンの紹介、曲目解説、鈴木氏およびオルガンを製作したマルク・ガルニエ氏によるメッセージが掲載された特別仕様となっています。是非お聴きください。

チャペルのオルガンと鈴木氏

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