[人間科学部 生活学科都市生活専攻]花田ゼミが2年連続でKOBEにさんがろくPROJECTのグランプリを獲得!

2016.11.25

"KOBEにさんがろくPROJECT"とは、神戸市産業振興局が主催する、生産者・企業・学生がコラボレーションし新しい商品を開発する取り組みです。
今年度は8つの大学から32チーム、本学からは人間科学部 生活学科都市生活専攻※ 花田ゼミと武智ゼミの2チームが参加しました。7月から農漁業体験や、コラボレーションする生産者・企業との試行錯誤を繰り返してきました。その成果を発表するアイデア提案会が11月22日にデザイン・クリエイティブセンター神戸で行われました。
武智ゼミは、栄養価は高いが取り扱いが難しいため一般の食卓には浸透していない「キクイモ」を使用し、栄養価を失わずに美味しく食べられるジャムを提案。臭みを取るためショウガを加えて茹でたり、酒粕を加えたり、納得のいく味に辿りつくまで何度も試行錯誤しました。
花田ゼミは、「社会福祉法人の身障者への農業支援による神戸ブランドの制作」というテーマで"Kobe Sweets Garden"と"グランマーマのお針箱"とコラボしました。規格外のブルーベリーを染料に有馬温泉の金泉も染色に利用し、味わい深い上品なピンクからブルーとグレーの色合いの「有馬ブルー」の染色に成功。その布を用いて「グランマーマのお針箱」さんで「神戸発お出かけしたくなる褒められスタイ(よだれかけ)」を制作し、スタイに合せるロゼットと共に提案しました。また、社会福祉法人陽気会の方々と一緒に収穫したオーガニック・コットンを中綿に、安心・安全な赤ちゃん用の「にぎにぎ」を制作・提案しました。
アイデア提案会では最初に、各チームが動画を使ってプレゼンテーションを行いました。審査は一般市民を含む審査員が展示・試食を採点し、神戸産のトルコキキョウを3本ずつ持って投票。花田ゼミは2位以下を大きく引き離し、昨年度に続きグランプリを獲得しました。これまでの取り組みを継続し、全てが神戸の素材・人材・技術による、神戸らしい完成度の高い上質の「別品(べっぴん)」を提案できたことが、得票に繋がりました。
学生たちは、昨年度のグランプリ受賞というプレッシャーをものともせず農家さんや福祉施設の方々と楽しくコラボ。神戸松蔭らしい「べっぴん」な神戸ブランドの種がまたひとつ生まれました。

※生活学科都市生活専攻は、2017年4月、都市生活学科(新学科)に変わります。

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