神戸市立博物館との連携協定に伴う徳山孝子教授の講演会を開催しました

2017.09.25

9月16日に神戸市立博物館で開催された「神戸を知る」と題した公開講座で、人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科の徳山孝子教授が、「べっぴん(別品)さんと神戸のファッション」について講演を行いました。
当日は台風18号の接近で雨が降る悪天候の中でしたが、受付開始の10時を待ちきれず早めに来場された方も多く、約100名もの方にお越しいただきました。
徳山教授は講演の中で、「1872年(明治5年)11月12日に太政官令によって、明治政府の高級官吏の正装用礼服が洋服に定められたことから、日本人の洋装化がスタートした」と解説。明治天皇が洋服をオーダーされた経緯や、御召しになったフロックコートの話題から神戸の洋服店についてまで当時の状況を詳しく説明し、講演の終了後は、日本国内で数着所蔵されている貴重な「明治天皇のフロックコート」を聴衆に公開しました。

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