[文学部 英語学科]山内啓子准教授がトルコの国立大学の日本語日本文学専攻開設式に出席しました

2017.10.27

文学部 英語学科の山内啓子准教授が、トルコの国立大学であるネブシェヒル・ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ大学 (NHBU)の日本語日本文学専攻開設式の式典に招かれ、出席いたしました。山内准教授による現地報告は以下の通りです。


2017年10月11日~16日にトルコの大学の式典に参加してきました。
NHBUは新設の国立大学で、ネブシェヒル県にある世界遺産登録の巨大なキノコのような奇岩群で有名なカッパドキアにあります。日本文学日本語専攻はトルコでの4校目になります。記念祝典は黙祷と国歌斉唱から始まり、大学のVTR案内、日本大使館公使をはじめ来賓のスピーチと続きました。その後はアンカラ大学とエルジェス大学の日本語学科の学生たちも混じり、浴衣を着て踊りあり、歌ありのパフォーマンスで参列者を楽しませてくれました。またアトリウムでは学生たちによる書道や折り紙などのワークショップもあり盛大に開講を祝いました。昼食、夕食ともに学生たちも一緒でしたが、大学での初学の日本語であるにも拘らず学習意欲は高く、また驚くほど達者に日本語を操るので会話も弾みました。湊かなえや村上春樹の作品は人気でしたが、やはり若者らしくアニメやマンガは大人気でした。
滞在中の多くの時間は学生や教員との意見交換に用いられ我々は「ネイティブ・日本語話者」としての任も担っているのだと実感した次第です。また教員たちとは異文化理解の共同研究をしましょう、などのプランも具体化しそうで楽しみができました。

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