[人間科学部心理学科]職業としての心理学を学ぶ授業が開講されています

2019.06.03

人間科学部心理学科では、社会の中の様々な領域で、心理学の知識が活かされていることを知り、自らの学びを社会に活かすことを考えることができるために、様々な現場で活躍する職業人をゲスト講師としてお招きする「心理の仕事」という授業が開講されています。
第6回目の授業では「アニマルセラピストという仕事」というテーマで、NPO法人日本アニマルセラピー普及協議会らぽーる 理事長の宮地ちえみ氏に講義していただきました。アニマルセラピーとは、日本語で「動物介在療法」といい、身体や心の障がいの治療を目的として行われる療法です。人は動物とふれあうことで「気持ちが落ち着く」「笑顔になる」「場が和み会話が増える」などの癒しの効果があるとされています。実際にセラピー犬として訓練され活躍している「えびす」も連れて来てくださり、セラピー犬が介在することで普段の授業とは全く異なるリラックスした雰囲気になることが体感できました。
スライドを用いながら、アニマルセラピーの理論と実際について、説明していただき、また学生からの質問に答えながら、ご自身がなぜアニマルセラピストになったか、などのお話しも伺うことができました。
「心理の仕事」の授業では、この他に、病院、福祉施設、スクールカウンセラー、警察など様々な分野で活躍されている方々をお招きして、前期15回の授業が行われます。

閉じる