[人間科学部都市生活学科]6月4日に開催されたオオキンケイギク活用大作戦「グッバイ!イエロー!」に花田ゼミ生が参加。染色に協力しました

2023.06.10

神戸市民に外来種であるオオキンケイギクのことを広く知っていただき、防除活動を推進するイベント、オオキンケイギク活用大作戦「グッバイ!イエロー!」(主催:神戸市)が6月4日に開催され、人間科学部都市生活学科の花田ゼミ生が参加し染色に協力しました。
当日は事前に申し込んだ11組23名が参加。オオキンケイギクの花びらを摘み、シャツなどの布製品への染色体験を行いました。花田ゼミ生はこの日に向けて事前にテストを行い、順調に染色を行うための注意点、改善点を洗い出して臨みました。神戸市関連のデザインを多く手掛けている株式会社デザインヒーローともコラボが実現。リーフレットのほか、スタンプやバッジなどのグッズでもイベントを盛り上げていただきました。

参加者はまず外来種が与える影響などについてレクチャーを受けた後、河川敷や道路沿いでオオキンケイギクを刈り取りました。好天に恵まれたこともあり、皆さん手際よく袋いっぱいにオオキンケイギクの花を摘んでいました。
染色は煮出し、定着に各20分程度を要するなど時間がかかります。それでもかき混ぜて定着させる作業などを皆さん、集中して行っていました。素材やデザインによって色や風合いに差が出るのを比べ、楽しみながら進めていくうちに参加者が持ち込んだアイテムはすべて、無事きれいに染め上がりました。
定着を待つ間は外来種に関するクイズなどが行われ、楽しみながら学ぶ有意義な時間となりました。

学生たちは事前に検証し準備した甲斐あって、当日は効率的に手際良く動くことができました。はしゃぐ子どもたちを落ち着かせるなど、安全面にも配慮しました。
このイベントはマスコミからの注目度も高く、事前には産経新聞、当時の様子はJCOM、朝日新聞の取材を受け、報道されました。

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