2024.04.15

本学人間科学部食物栄養学科は2023年度後期、産学連携プロジェクトとして「ほっかほっか亭」（株式会社ほっかほっか亭総本部）とコラボレーションし、選択授業科目「給食経営管理実習Ⅱ」を受講している食物栄養学科3年生36名が、2024年春に販売される「春の幕の内弁当」のメニュー開発に取り組みました。

学生たちは10月上旬にほっかほっか亭総本部の本社を訪問し、商品開発の現場を見学させていただき、担当の方からマーケティングやメニュー開発について教えていただきました。実習では8班に分かれて春の幕の内弁当を考案、味や盛付のみならずネーミングにもこだわり、食べる楽しさ、購入したくなるようなインパクトを盛り込む工夫を凝らしました。
お弁当は実習で調理し学内で販売、購入者にはWEBアンケートを実施し、改善点を把握しました。8回の学内での販売を経て、ほっかほっか亭総本部のメニュー開発課およびマーケィング本部に内容を報告、社内で「作業面」、「話題性」、「費用面」、「顧客満足度」について評価していただき、「最優秀賞」、「特別賞」、「ビジュアル賞」の3賞を選出していただきました。
3月26日には本学にて、待田昌二学長同席のもと、学生達に表彰状と副賞を授与いただきました。最優秀賞に選出された「春の幕の内弁当　春樂しんチャイナ」 は、コンセプトがしっかりしていてポリューム、色合い、食べ合わせが良く考えられていることが評価されました。

この度の産学連携プロジェクトで、商品開発のプ口の視点から、実習で考案したお弁当の内容全般に関して印象的だった点や商品化への課題やアドバイスをいただいたことは、今後の学びや進路に向けて大いに参考になり、得難い経験となりました。

●最優秀賞
b-3班　春の幕の内弁当　春樂しんチャイナ●ビジュアル賞
a-1班　花零れ弁当●特別賞
b-4班　春の幕の内弁当


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