文学部 英語学科 KOBE「大学生ワークショップ」で国際交流の場を市長に提案!市長特別賞を受賞
神戸市をより魅力的に発信するための企画を大学生が神戸市長に提案する「大学生ワークショップ」に神戸松蔭の学生が参加。参加したグループは「大学生が“行きたくなる、大学交流拠点”」というテーマで市長特別賞を受賞しました。
提案では、単なる新しい交流拠点を企画するだけでなく、それをどう知ってもらうか?運営費用はどうするか?と広く深く考えなければいけません。
テーマとなる街の課題を他大学の学生と一緒に解決するこの取り組みでは、自分の学びや経験を活かしながら、課題解決能力やコミュニケーション能力を磨くことができます。
神戸市にはすでに交流場所があるけれど、あまり知られていない現実が…。どうしたら知ってもらえるか検討。
大学都市・神戸市主催のワークショップ。市内外の大学・短期大学・大学院の学生がグループに分かれ、「若者に選ばれるまち」を実現するためのアイデアを競いあうもの。今年は10大学47名が2回のグループワークを経て、8月9日に神戸市役所でプレゼンテーションを行いました。
留学生の就職先への接点として、外資系企業とタイアップした場所にできないか?語学、経済、文学など、さまざまな視点で議論!
留学生との身近な交流を活性化させることで、神戸のグローバル化が進み、魅力を発信できる!明快なプレゼンテーションと具体性のある提案で本番も大成功!
ワークショップから提案までの流れ
私は企画や広報といった仕事に興味があったので、このプロジェクトに参加しました。私たちのグループは外国語専攻の学生が多く、留学生もいたため、「グローバルキャンパス」をテーマに留学生との交流拠点やイベントを提案。私はカナダ留学の時に「交流の場の不足」を感じた経験などを活かして、サブリーダーとして積極的に参加。大学も学部も違うメンバーでの話しあいは、いろんな意見があって視野が広がりましたし、法学部や理系学部の方もいて、自分では考えつかないアイデアに出会えたことも新鮮でした。
神戸市の課題や現状を踏まえた上で、日本人学生や留学生はもちろん、神戸市、教職員、スポンサーとなる企業…といったすべての人にプラスになるよう企画するのは大変でしたが、この経験は絶対に将来に役立つと感じています。
英語学科 (3年)
兵庫県立神戸甲北高等学校出身
神戸の大学生のうち、20人に1人が留学生
その着目点と企画の具体性が市長特別賞受賞の決め手に!
神戸市の現状を丁寧に調べて、「留学生との交流拠点をつくる」という独自の切り口をつくれたことで、しっかりと印象に残る提案となりました。日頃からSNSで打ち合わせを重ね、メンバーが役割分担をしながら計画的に企画を進められていたことも、受賞の大きな要因。ワークショップ後はコミュニケーション能力や提案力、発想力が大きく成長していました。