2016.08.05 イベント

高校生サミット&おしゃれメリケンアイデアコンテストを開催しました

7月24日、都市生活学科の開設(2017年4月)を記念し、高校生を対象とした「高校生サミット&おしゃれメリケン(小麦粉)アイデアコンテスト」を開催しました。

第Ⅰ部「高校生サミット」

人間科学部 生活学科都市生活専攻の池田清教授による「神戸とおしゃれ」という発題に続き、2組の高校生が自分たちの考える「おしゃれ」について発表しました。「おしゃれする時間もお金もあまりない高校生にとっては、通学カバンや文房具などの身近な持ち物にこだわりがあるのでは?」という観点からの考察や、松蔭高校に代表される女子高生の制服自体も「神戸のおしゃれ」を象徴しているという主張もありました。
それらを踏まえて、本学からは都市生活専攻の学生2名が加わり、パネルディスカッション形式で「おしゃれ」について議論しました。雰囲気のあるデートスポットも多い「おしゃれな神戸」を再確認し、おしゃれというのは単に生活や自分自身を装うということにとどまらず「幸せ」を求める行為なのだという結論が導きだされました。

「高校生サミット」の様子

第Ⅱ部「おしゃれメリケンアイデアコンテスト」

メリケン粉(小麦粉)を使ったアイデア商品企画を事前に公募し、21組の応募作品の中から書類選考を通過した5組の発表が行われました。著名な企業の代表取締役や役員、待田学長の計6名の審査員を前に、高校生たちは堂々とプレゼンテーションを行い、審査員からの鋭い質問や指摘にもひるまず答えました。

最優秀賞は、松蔭高等学校2年生チーム「ENM.com」の3名が受賞。高校生の多くが体験する、勉強中にお腹がすいて鳴ってしまうことへの対策として、食べられる文具というユニークな「メリステセット」の提案を行い、試作品も持参しました。
また学長賞は、地元の食材である「いちじく」を使った健康志向の中華まんじゅう「まんまイチジク」を提案した、兵庫県立神戸商業高等学校3年生チーム「県商課題研究」の2名が受賞しました。

実際に商品化されるためにはいくつものハードルがありますが、審査員は高校生の大胆な発想に驚き、原価計算やマーケティングなどの視点も考慮されたレベルの高いプレゼンテーションに感心しました。
また、神戸新聞および毎日新聞の取材を受け、翌日の朝刊に掲載されました。他に類を見ないユニークなコンテストであり、新設される都市生活学科への学びにも熱い注目が集まっています。

【おしゃれメリケンアイデアコンテスト 受賞作品】

最優秀賞:「メリステセット」
松蔭高等学校2年生(3名) チーム名「ENM.com」

最優秀賞:「メリステセット」松蔭高等学校2年生(3名) チーム名「ENM.com」の発表

学長賞:「まんまイチジク」
兵庫県立神戸商業高等学校3年生(2名) チーム名「県商課題研究」

学長賞:「まんまイチジク」 兵庫県立神戸商業高等学校3年生(2名) チーム名「県商課題研究」の様子



集合写真

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