2018.11.20 地域連携

[人間科学部 食物栄養学科]「遊んで学ぼう『食育フェア』~未来の大人を育てる食と健康~」に学生が参加しました

11月3日、神戸市東灘区健康福祉部が主催する「遊んで学ぼう『食育フェア』~未来の大人を育てる食と健康~」が神戸市立御影公会堂で開催され、人間科学部 食物栄養学科学生21名が参加しました。
食育フェアは、東灘区と区内の食品関連企業・団体(医師会等)・大学による協働イベントで、食物栄養学科の参加は今年で8回目になります。これまで、不足しがちな栄養素摂取のために学生が開発した「こうべ旬菜」を使ったスイーツ販売や、フードモデルを使った日頃の食事に関する栄養アドバイス等を行ってきました。
今年は、災害時に使える水や熱源・設備が制限される中で、家庭で簡単においしく食事を作る方法「パッククッキング」を紹介するブースを出展しました。
当日は晴天に恵まれ、多くの家族連れが来場され、食育フェアは大変にぎやかなイベントになりました。松蔭ブースには、小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い年代の約300名の方々がお越し下さいました。学生達は、パッククッキングでカレーと白飯を作る方法を実演し、できたカレーを試食して戴きながら、調理の仕組みや災害時に行うメリットをわかりやすく説明しました。また、来場者の誘導や食品企業ブースのサポート等、フェアの全体運営でも活躍しました。
参加した学生からは、「地域住民の方が話を興味深く聞いてくださり、やりがいを感じた」、「説明することで自分の理解も深まった」、「コミュニケーションの力が身についた」という感想がよせられ、授業内容が実践活動に結びついていることを実感できたようです。加えて他の出展者の皆さんと協力してフェアを成功させる活動を通し、食物栄養学科が管理栄養士に必要な6つの力として育成を目指す、「食プロデュース力」や「コラボ力」が磨かれる一日になりました。

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