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文学部 日本語日本文化学科

J1 書作品を「みる」ことも楽しむ(高等学校「芸術科書道」)丸山 果織 准教授

講義のねらい

この講義では、書道の実技とともに、書作品の鑑賞についても考えます。
「書く」ことが苦手な人でも、「みる」ことは楽しめるはずです。楽しく「みる」ことは、楽しく作品制作することにもつながるのではないでしょうか。
「書く」授業、「みる」授業をとおして、「書」に親しんでもらいたいと思います。

講義可能な曜日

月(相談可)

専門分野

  • 書の美学
  • 芸術学

J2 文字を書くことを楽しむ(小・中学校「国語科書写」)丸山 果織 准教授

講義のねらい

「書写」の授業でも、特に「毛筆」の学習についてサポートします。
日常の筆記用具ではない筆で文字を書くことは、とても難しいという印象ではないでしょうか。しかし、基本点画の用筆や運筆のわかりやすい説明を受ければ、筆をうまく使いこなせるようになります。
言葉で、視覚で、体で理解できるように工夫して授業を行います。それ以外にも、道具の説明、扱い方など筆で文字を書くために必要なことを一緒に学んでいきましょう。

講義可能な曜日

月(相談可)

専門分野

  • 書の美学
  • 芸術学

J3 地域のことばの分布と変化田附 敏尚 准教授

講義のねらい

方言の歴史と未来を考える。
現在関西(特に神戸)の人々が使っていることばは、いつ頃から使われていたのか。そして、これからはどうなっていくのか。
この講義では、“言語地図”をベースにしてことばの分布と変化を読み解き、学生へのアンケート結果をもとに今後どうなっていくのかを考えたいと思います。

講義可能な曜日

専門分野

  • 方言学
  • 日本語学

J4 日本人の知らない日本語の不思議池谷 知子 教授

講義のねらい

世界の言語の1つとして日本語を考えてみる。
私達は普段、何気なく日本語を使っていますが、日本語は他の言語と比べてどのような特徴があるのでしょうか。この講義では、「日本語」という言語を外国語のように客観的に見ることによって、「日本人の知らない日本語の不思議」を考えます。

講義可能な曜日

専門分野

  • 日本語教育学
  • 言語学

J5 大道芸の魅力枡井 智英 准教授

講義のねらい

世界中で愛され続ける歌唱、ダンス、手品、動物芸などの芸能を映像でみながら、その魅力について考えてみる。

講義可能な曜日

専門分野

  • 戦後の日本演劇
  • 演技論

J6 「アニメ・マンガを大学で研究するということ」 打田 素之 教授

講義のねらい

アニメ・マンガ研究は、大学でどのように行われているのか。そして、その学びは卒業後どのように役立つのか。社会学的な視点から解説します。
あなたは、次の質問に答えられますか。「昭和の少年マンガの敵の目的は? そして、21世紀のそれは?」

講義可能な曜日

月・木・土

専門分野

  • 映像学
  • 現代メディア
  • フランス語・フランス文化

J7 日本的メロドラマの研究
~『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の映画史的位置づけ~ 打田 素之 教授

講義のねらい

2023の年末に公開され大ヒットした『あの花』は、不治の病に倒れる主人公は出てきませんが、『世界の中心で、愛を叫ぶ』などの難病映画の系譜に連なる作品です。それが、日本的メロドラマ(『近松物語』、『野菊の如き君なりき』など)の伝統を如何に受け継いでいるかを明らかにします。

講義可能な曜日

月・木・土

専門分野

  • 映像学
  • 現代メディア
  • フランス語・フランス文化

J8 東アジアの中で見る日本語の音声史 黒木 邦彦 准教授

講義のねらい

東アジアの諸言語の音声を踏まえて、日本語音声史を読み解く。
日本語の音声は、他言語のそれに同じく、時代と共に大きく変化したと考えられます。しかし、日本語音声史は、日本語だけを見ていても、実はよく分かりません。この講義では、東アジアの諸言語のうち、日本語に多大な影響を与えた中国語、および、日本語と同様に大量の漢語を取り入れた朝鮮語の音声と比較することで、日本語音声史を明らかにしていきます。言わずもがな、古代の音声を聞くことは叶いませんが、現代に残る文献などから当時の音声を推定する楽しみに触れてもらえれば、幸いです。

講義可能な曜日

土・日

専門分野

  • 日本語史
  • 形態音韻論
  • 文法記述

J9 メディアと情報:図書館のレファレンスサービス的アプローチ 村上 幸二 准教授

講義のねらい

私たちは日常生活を送るなかで多くの情報に接しています。多様なメディアから様々な情報が発信されている現在、時としてそれらの情報に振り回されることもあるのではないでしょうか。図書館のレファレンスサービスは根拠のある資料(メディア)によって行われています。情報のプロともいわれる司書の情報へのアプローチ方法から、今の時代に役立つ「情報」への接し方を考えます。

講義可能な曜日

専門分野

  • 図書館情報学

J10 兵庫の伝統文化と美術
①篠山藩・三田藩のやきもの②姫路藩主・酒井宗雅の茶と美術
③源氏香と須磨・明石ゆかりの美術工芸 など 橘 倫子 教授

講義のねらい

江戸時代に花開いた摂津・丹波・播州等の文化や美術は京都や江戸とは異なる特徴を持って展開するが、伝統文化、伝統美術として現在に伝わっているものも多い。郷土の伝統文化と美術について知り、その伝統を守り伝える重要性について考える機会としたい。

講義可能な曜日

日、月、土

専門分野

  • 日本近世史(文化史、陶磁史、茶道文化史) 特に、摂津・丹波・播州をフィールドとする
  • 博物館学

J11 オリジナルで読む平安朝物語 長谷川 佳男 教授

講義のねらい

人間は自分に都合よく対象を捉えがちです。既に知っていたり簡単に手に入る情報を対象に関連付けて結論を出す、短期的ビジネスならその方が売り上げがよいかもしれません。
そこで、この講義では、折角大学レベルの勉強に強く関心をお持ちの皆さんと、少しだけへそを曲げ、自分に不都合なやり方で対象【平安朝物語】を捉え、未知の、雑音混じりで、生まれてから相当の時間の経った古い情報【古写本】を、無理のない範囲で丁寧に紐解きながら、その価値を分かち合いたいと考えます。本屋さんで口語訳着きの文庫版を買い、ネットに貯まる説明を探し、AIに訳させ・・・・などは極力せずに、それらとは恐らく逆の、平安時代の読者や作者に近いやりかたで作品に関わり、それならではの味わいを、少しだけご一緒に体験いたしましょう。具体的対象としては『源氏物語』の古写本などを考えています。

講義可能な曜日

土・日

専門分野

  • 【対象】日本古典文学とくに平安朝物語
    【分析法】本文批評(古く毛筆で写される等して複数が現代に伝わる本文を評価する学問)

J12 社会学ってなに? 稲見 直子 准教授

講義のねらい

社会学というと<社会>について考える学問ですが、いったいどんなことを学ぶのでしょうか。
高校で学ぶ「社会科」とは何が違うのでしょうか。社会学を学ぶと将来何の役に立つのでしょうか。講義では、具体的な事例も交えながら<社会>を読み解き、社会学のエッセンスを学びます。

講義可能な曜日

専門分野

  • 社会学(家族社会学、ジェンダー、コミュニティ、ハウジング)