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都市生活学科の教育方針

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

都市生活学科では、都市化された社会における生活を様々な領域の視点から研究することにより、人間らしい質の高い生活を創造・提案できる人材を養成する。具体的には、下記の能力を育成した上で学士(人間科学)の学位を授与する。

1.知識・理解

生活に関する基本的な知識を持ち、それらを総合して地域生活の質の向上という広い視野に立ち、生活のあり方を提案することができる。

2.汎用的技能

生活を取り巻く環境を実験や社会調査の手法で、情報ツールを用いて学際的に分析し、地域社会が直面している課題の解決方策を社会へ提案できる。

3.態度・志向性

キリスト教の愛の精神に基づき他者の生活支援のため実践的な活動をし、持続可能な社会を実現する専門家として社会や家族の幸せのために貢献する。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

本学科では、都市化に伴う生活の構造、人間の生活行動について概観する生活の基礎的知識の習得のため、以下の方針に基づき、教育課程を編成し実施する。

  • 1.学生が、生活に関する広い意識を持ち、都市における問題を気づくことができるように、学科基礎科目を必修とし1年次から「生活学概論」、「生活の科学基礎Ⅰ・Ⅱ」、「生活行動論」、「都市生活論」などを学び基礎的知識を身につけるとともに、問題解決に必要な専門的技能を「基礎演習」や2年次の「都市生活プロジェクト演習A・B」で修得し、3年次の演習や4年次の卒業研究で課題解決に向けて実践できる力を養う。
  • 2.共通選択科目では、2年次を中心に学生が地域の課題解決に必要なさらに広範な学際的な知識を身につけ、自らの考えを他者に伝え、地域の企業NPO、行政と連携しながら組織的に問題を解決する力を養う。都市生活専修では、専修基礎科目において社会調査や実験など生活を科学的に分析できる力を身につけ、問題を解決する力を身につける。食ビジネス専修では、実験などを通した実践的な学習やインターンシップなどの課題解決学習(P.B.L)を通じて、企業や地域が提供する課題に取り組み、プロジェクトマネジメント、チームワーク、コミュニケーション能力を習得する。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

都市生活学科へ入学する学生には、次の資質をもっていることを期待する。

1. 知識・技能

市民性を養うため幅広い教養と批判的に考える基礎的な知識・技能を身につけていること。

2. 思考力・判断力・表現力

生活を科学的にとらえ、時代や社会の変化に伴い変化する地域生活を女性の視点でとらえられること。

3. 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度

キリスト教の愛の精神に理解を示し、他者と協働しつつ質の高い生活を実践できること。