7月17日(土)「活字文化公開講座」を開催しました

2010.07.20

活字文化公開講座

7月17日(土)、本学において「活字文化公開講座」を開催しました。
まずはじめに、東京大学のロバート・キャンベル先生による「世界に語りかける日本人の力」と題する基調講演がありました。その中で、「集まって読む」「向かい合って読む」という江戸時代の読書法が、他者との絆を結びつける機能をもっていたことが紹介されました。
その後、神戸市立須磨翔風高等学校国語科教諭の藤井稚津子先生と本学文学部英語英米文学科の山内啓子准教授が加わり、コミュニケーションと活字文化教育をテーマにしたトークセッションを行いました。他者と交流するには社会における自分の立ち位置を意識することが大切であり、読書はその基盤をつくりだしてくれるなど、興味の尽きない話となりました。

舞台からだけではなく、270名を超す聴衆で満員となった会場からも熱気があふれる講演会でした。
なお、この公開講座の模様は、8月上旬の読売新聞大阪本社版(朝刊)に掲載される予定です。

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