「東日本大震災の復興と阪神・淡路大震災の教訓」緊急シンポジウム(開催報告)

2011.06.20

6月4日(土)13時半、本学233教室に200人以上の一般市民・学生が集い、復興への可能性を探りました。
Ⅰ部では、神戸大学名誉教授の石橋克彦先生が「原発震災」のテーマで約80分間、自然科学の視点から原発震災という複合災害について語られました。その後、本学宗教主事の勝村弘也教授の「諸宗教と災害」と続き、休憩をはさんでⅡ部では、宮城学院女子大学の新免貢教授の「被災地からの報告」においてニュースでは分からない当時の悲惨な状況と現状が語られました。最後は本学の池田清教授の「阪神・淡路大震災の教訓」で、復興に向けて神戸の教訓が生かされるよう祈りを込めてシンポジウムを締めくくりました。
16年前にこの地で阪神・淡路大震災を経験した我々が、その時のことを風化させてはならないと立ち上がり、緊急シンポジウムを計画いたしましたが、開催後の意見交換でも活発に質問が投げかけられ、さらに懇親会でも、多くの方々に参加していただき、年齢や立場に関係なく手をたずさえるべき貴重な意見交換が行えました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

シンポジウム主催者一同

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