2012.06.13

　心理学科４年（黒崎ゼミ）橋爪優衣さんと平沼里佳子さんは、防火安全協会総会において「ボランティア活動への参加理由と性格傾向との関連について」のテーマで研究成果を発表しました。この研究は、神戸市灘防火安全協会の「灘区安全安心まちづくり研究助成制度」で採択されたもの。

　橋爪さんは、「研究の概要は、個人がボランティア活動を行う理由を、性格傾向、特に対人コミュニケーションの築き方という側面から明らかにし、ボランティア活動への参加を促進する要因を見出すこと。消防団の方やボランティアに力を入れている他大学の学生を対象に、よりテーマに沿った調査を行うことができました。地域で行われている活動について知ることができ、ボランティアに対する意識も深まりました。今回とても貴重な体験ができ、今後は、本調査の課題を踏まえ、さらに研究を深めていきたい」と研究への意欲を見せていました。

　この研究成果の要約は、協会発行の生活あんぜん・あんしん情報誌『雪』に掲載となるなど事業所での活用が図られる予定です。