生活学科都市生活専攻・青谷ゼミ「鹿児島カレッジ」体験ルポ

2013.10.17

昨年に続いて実施された「鹿児島カレッジ」。監修である神戸松蔭のほか、関西大学、和歌山大学、広島経済大学、清泉女子大学の学生が参加しました。神戸松蔭からは生活学科都市生活専攻・青谷ゼミに所属する3・4年生の中から11人が参加。9月9日~12日の3泊4日で現地体験実習を行いました。

※「鹿児島カレッジ」の詳細については こちらをご覧ください。

鹿児島カレッジ2鹿児島へは一同、九州新幹線「さくら」に乗り込み、向かいます。広島駅で広島経済大学チームが乗車して全大学揃ったら、神戸松蔭チームの発案で、くじ引きによる席替えを実施。この時点で大学の垣根を超えて一気にディスカッションが活性化しました。
鹿児島に到着すると、すぐに桜島へ。海岸での温泉堀り体験では、シャベルで少し掘り下げるだけで適温のお湯が沸き出て、桜島のエネルギーを実感することができました。その後のオリエンテーション&交流会では奄美大島の民謡や大島紬などの文化に触れることができ、翌日からの活動への興味も期待も一気にアップ。新聞・テレビなども取材に訪れ、翌日以降、たびたび報道されました。



鹿児島カレッジ32日目はいよいよ各大学、担当エリアへ。神戸松蔭チームは大隅半島・鹿屋へと向かいます。
まず向かったのは「かのやばら園」。バラのアロマキャンドル作りや、国際的に活躍する地元在住ダンサー・JOUさんとのダンスなどを園内で体験しました。昼食はキュートなピンク色の薔薇カレーや黒豚カレーをオーダーし、未知なるグルメをチェックしました。
午後はアーティストが集う話題のスポット「アメタ食堂」へ。楽器を使ってのワークショップや地元ミュージシャンによるパフォーマンスなどのアートに触れました。
さらに航空業界の口コミから人気に火が付いた洋菓子店「フェスティバロ」の自家農園を見学し、唐芋ケーキ作りを体験。夜は民家に宿泊し、トラクターや漁船の運転や収穫などを通じて大隅半島の豊かな恵みを体感しました。





 

鹿児島カレッジ43日目は「歴史・文化に触れる旅」グループと「宇宙の神秘と大角の自然を感じる旅」グループの2つに分かれて行動。
「歴史」チームは神話にゆかりのある「吾平山上陵」や雄大な「神川大滝」を見学。昼にはナポリさながらの味と景色で人気のピッツエリア「PIZZA ITUTU星」に行き、午後には多くの貴重な飛行機が展示されている「鹿屋航空基地資料館」、大隅半島を代表する「大海酒造」などを訪問。黒豚を使ったソーセージ作りも体験するなど、多彩な大隅半島グルメをリサーチしました。
「宇宙」チームは話題のロケット「イプシロン」の発射台のある内之浦宇宙区間観測所を訪問。発射直前、わずか3日前のタイミングとあって興奮気味に見学しました。そのほかにも神秘的なパワースポットとして話題の「雄川の滝」や大隅半島南東部・岸良海岸を訪れ、豊かな自然の魅力を体感しました。
夜は「日本一星空が美しいスポット」として有名な輝北へ。輝北天球館にある巨大天体望遠鏡で月を観測しました。



鹿児島カレッジ4日目の朝はまず地元の農家の方を訪問。牛乳と生みたての卵をいただき、ここでしか味わえない朝ごはんを堪能したら、名残を惜しみつつ鹿児島市内へ。幸運にも副知事室を訪問でき、佐々木副知事にインタビューすることもできました。

盛りだくさんの体験によって大隅半島の魅力を発見できた今回の「鹿児島カレッジ」体験。これらの体験をもとに提案するプランを考えていきます。

閉じる