灘区との連携事業助成の成果報告会を行いました

2016.02.24

本学は大学の位置する灘区と協定を結び、「大学と連携したチャレンジ事業助成」を受けています。今年度は4つのグループの取り組みが採択され、地域活性化や課題解決の取り組みを行いました。2016年2月7日に地域の方々や灘区の関係者を招き、今年度の活動内容と成果を報告しました。






1.
生活学科都市生活専攻の竹田ゼミが中心となった「都市生活研究会」は、小学生低学年向けに3種類の「こども防災ブック」を作成。避難したこどもが安心できるよう持ち物リストに「たからもの」の項目を加えたり、女性らしい視点と配慮が盛り込まれています。
また、六甲山上施設で働く女性にインタビューし、「六甲山活レディー物語」という小冊子を作りました。

2.
心理学科の久津木ゼミが中心となった「多文化子育てサークルあいれ」は、神戸市内の幼稚園・保育園にアンケート調査を行い、外国人が日本で子育てをする上でなにが本当の問題や障害なのか?その背景を検証し、「多文化子育てについて知ろう」という冊子にまとめました。学生の発表に続き、子ども発達学科の寺見教授が保育の現場から調査結果を補足し、英語学科のF.Shiobara助教が、自らの日本での子育て体験を話しました。

3.
心理学科の黒崎ゼミが中心となった「絆ゼミ」では、地域の中学生を対象に心理学的なサポートの観点から夏休みに松蔭大学会館で学習支援を行いました。
また、灘区を広く知っていただくため、灘区の特性である「坂」をキーワードにカレンダーとクッションを作製しました。

4.
「地域連携支援室」は、学生広報グループ"+S Girls"が主体となって摩耶山活性化のために、山上で地元のそうめんを使ったそうめん流しのイベントを行いました。
また学生が様々な行事にボランティアとして参加したり、書道部が書道パフォーマンスを行ったりして地域イベントを盛り上げました。
活動報告を聴いてくださった灘区長を始め、地域を代表する方々から感謝と暖かい励ましのお言葉をいただきました。本学の地域と連携した活動に期待が高まっています。

関連サイト

「区長の日記」より

「大学連携まちづくりチャレンジ事業助成」の報告会に出席しました

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