[地域連携]神戸市立博物館と連携した「神戸研究総論」の授業が行われています

2019.05.22

本学の位置する「神戸」は「モダンな街」として語られますが、150年前の「神戸開港」以前にも長い歴史があり、各時代においてさまざまなドラマを展開してきました。
そのような「神戸」の様々な面を、本学の教員8名と神戸市立博物館から6名の学芸員がそれぞれの専門分野から多角的に論じ、その姿を明らかにする「神戸研究総論」の授業を開講しています。
5月14日には神戸市立博物館・学芸員の水嶋彩乃氏をお招きし、前期5回目の授業を行いました。この日のテーマは「神戸外国人居留地の歴史」。近代神戸のイメージを形成するもととなった旧神戸外国人居留地について、神戸市立博物館所蔵の写真や資料のスライドとともに解説していただきました。居留地以外にも外国人が住むことを許された北野町のような雑居地で日本人と身近に生活することで神戸のハイカラな風土や文化が生まれたことなど、興味深いお話を伺いました。
「神戸研究総論」では、この他に弥生時代から近現代にかけての歴史、古典文学、方言、食生活、建築、ファッション、書、サブカルチャー、宗教などをテーマに毎回異なる講師が担当し、講義を行います。

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