[人間科学部都市生活学科]特別招聘講師による調理実習

2019.06.19

人間科学部 都市生活学科の食ビジネス専修では、伝統食や季節感のある食文化を知り、多様な世代のニーズに対応する献立作成と調理技術を習得するため「特別調理実習」という授業が開講されています。
6月7日の実習は、神戸マイスターでANAクラウンプラザ神戸の中国レストラン「蘇州」の元料理長である居地 正一 特別招聘講師にご指導いただきました。
今回は家庭でも簡単にできる低温調理法で蒸し鶏を作り、その蒸し鶏で棒棒鶏と棒棒鶏冷麺を作りました。また家庭ではなかなか美味しくできない炒飯をパラパラに仕上げる作り方も教えていただきました。
まず居地講師が手順を説明しながらお手本を示します。実習室では講師の手元を撮影して映すモニターが設置されているため、教室のどの座席でも作業手順をしっかり確認できます。その後、学生達は4人ずつのグループに分かれて作業し、わからないことや難しいことは居地講師がグループの中で手ほどきしながら実習を進めます。2年次に調理実習の基礎を学んでいる3年生が受講しており、講師からの指示に従って慣れた手つきで作業を進めました。居地講師は、美味しく調理する方法を単なるコツではなく科学的な根拠から説明してくださいました。
完成した料理は試食し、学生たちは本格的な中華料理が家庭でも美味しく作れることに驚き、感激していました。

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