[神戸松蔭土曜講座]「書で想いを紡ぐグリーティングカード~筆ペン編~」を行いました

2019.08.30

2019年度の前期土曜講座は、~働く女性のための五感で楽しむワークショップ~をテーマに定員20名の事前申し込み制で実施しました。
7月27日の最終回は、文学部日本語日本文化学科丸山果織専任講師が「書で想いを紡ぐグリーティングカード~筆ペン編~」のタイトルで講義をしました。
毛筆で文字を書くことはハードルが高いと思われる方は多いと思います。もう少し気軽に使える「筆ペン」を用い、文字に添える絵は「顔彩※」を使ってグリーティングカードを作りました。
初めに、筆ペンの使い方を学びました。さらさらとこなれたように書いているように見せるには、筆を押さえつけず、力をいれず細く書くことがポイントというコツを伝授。はがきの中で文字の配置を工夫することを学んだ後、顔彩を使って、ハケで文字のイメージを膨らませる絵の描き方を学びました。顔彩を組み合わせて色を作り、ハケを動かすスピードを変えることや、かすれやぼかし、イメージに合わせた紙を使うことなど、絵が得意ではない人でも、センスよく見えるように描くコツを学んでいただきました。絵を描いてる途中に更にイメージを膨らませていき、絵に言葉をのせて、思い思いの作品を描いておられました。
作品と共に筆ペンや画材などの道具一式もお持ち帰りいただきました。

※ 顔彩...角皿に入れた固形の日本画絵具のこと。

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