[人間科学部食物栄養学科]「開設50周年 東部市場フェスタ」で学生が食育を行いました

2019.12.13

11月23日に、市民の台所、神戸市中央卸売市場東部市場開設50周年を記念して、一般社団法人神戸市東部中央卸売市場協会が主催する「開設50周年 東部市場フェスタ」が東部市場で開催され、人間科学部 食物栄養学科学生2・3年生の9名が参加して食育活動を行いました。

学生は、授業で学んだ内容をいかし、栄養教育のための媒体を作成し(リーフレット、パネルシアター、エネルギーが比較できるフェルト製の食品モデル)、フェスタを訪れた小学生等を対象に「市場で売っている食べ物クイズ」を通して食育を行いました。
当日は晴天に恵まれ、マグロの解体ショーや青果模擬せり等のイベントを目指して多くの家族連れが来場され、一時は入場制限がかかるほど大盛況でした。
神戸松蔭ブースには、小学生のお子さんを中心に約200名がお越しくださいました。学生は、積極的に声掛けをして、食べ物がどのような原料からできていて、食べると体の中でどのように働いてくれるかについて、媒体を使って楽しく伝えることができました。
参加した学生からは、「子ども達が自分達が手作りしたクイズに真剣に取り組む様子を見て、やりがいを感じました」「幼い子ども達がクイズに答えるのが難しい場合は、教材を使って、"同じものを探してみよう"など臨機応変な対応も必要だとわかりました」などという感想がよせられ、教室から飛び出したイベント会場で、普段の学びが社会でどのようにいかされるかを実感できたようです。
仲間と力を合わせて準備を進め、地域の皆さんに食育をする活動を通して、食物栄養学科が管理栄養士に必要な6つの力として育成を目指す、「コラボ力」や「栄養指導力」が磨かれる一日になりました。

閉じる