[人間科学部 食物栄養学科]学生が「フレイル予防クッキング」のボランティア活動に参加しました

2020.02.13

11月24日東灘区民センターで行われた料理教室「フレイル予防クッキング」のボランティア活動に、人間科学部 食物栄養学科の学生、計7名(3年生2名、2年生5名)が参加しました。
フレイル予防クッキングは、高齢者の低栄養やフレイル予防に取り組んでいる、神戸市東灘区社会福祉協議会のボランティアグループ(食親同好会)が主催する料理講習会で、食物栄養学科の教員が講師を務めています。参加した学生は、食親同好会からの要望に沿ってテーマを設定しました。教員の指導の元、学生が主体となって、献立作成と試作、当日の作業計画策定など、およそ1ヵ月半をかけて計画・実施・運営までの一連の流れを実践しました。
今回のテーマは、「秋の食材を使った、エネルギーとたんぱく質がしっかり摂れる料理」です。

フレイル予防クッキング11月のメニュー

・きのこの炊き込みご飯
・野菜の豚肉巻き
・なすの梅肉ソースがけ
・ゆずこしょう風味の牛乳みそ汁
・フルーツ(りんごのヨーグルト添え)

料理教室の当日は、食親同好会のメンバーを含む30名を対象に、自己紹介、レシピの説明、担当グループに分かれての調理や片づけのサポートを行いました。始めは緊張していた様子の学生も、喫食時にはすっかり参加者の皆さんと会話が弾むようになっていました。参加者の年齢や調理経験・技術、教室の調理設備・器具、作業工程・所要時間、予算、食親同好会からの要望など、様々なことを考慮しなければならない献立作成に悪戦苦闘していましたが、自分たちが立てた献立を参加者の皆さんが調理し、それをサポートし、共に喫食し、その評価を肌で感じられる貴重な経験になりました。

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