[ファッション・ハウジングデザイン学科]和歌山県建築士会会報誌「きのくに」に卒業生の卒業研究が掲載されました

2021.05.28

一般社団法人和歌山県建築士会の会報誌「きのくに」2021年5月号に、人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科をこの春卒業した光田百合絵さんの卒業研究が掲載されました。

光田さんは「応急仮設住宅とその後の活用 ~和歌山の災害に備えて~」というタイトルで卒業研究を実施。 
和歌山県木造住宅生産体制強化推進協議会で進めている応急木造仮設住宅に興味を持ち、和歌山県建築士会が木造仮設住宅に取り組んでいることをニュースで知って昨年、ファッション・ハウジングデザイン学科の米原慶子准教授と同建築士会を訪問し、木造仮設住宅について平成24年から取り組まれてきた経緯や現状、課題について取材するとともに、質問や意見交換を行いました。

そして光田さんは、自宅近くに仮設住宅を建てることを想定。災害後の配置計画や住まい方、恒久住宅として使用する場合のリノベーション設計や配置計画も制作提案しました。

卒業研究が完了したのちは、その成果を同会に報告。「研究の動機や目的が明確で、全国の仮設住宅の状況を良く調べられ、和歌⼭県建築⼠会の取り組みもお伝えしたことを上⼿く要点整理されている。恒久住宅への転用時に、周辺環境を整備する方向性は可能であると検討していたが、具体的に示された初めての提案だと思われる」と⾼い評価を受けました。

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