[人間科学部都市生活学科]花田美和子教授のゼミが神戸市北区と共同研究

2022.06.24

特定外来生物の駆除促進のため、人間科学部都市生活学科 花田美和子教授のゼミの4年生が神戸市北区との共同研究に取り組んでいます。

神戸市内に繁茂する特定外来生物である植物「オオキンケイギク」。鮮やかなオレンジ色の花が目を引きますが繁殖力が大変強く、在来種を凌駕する危険があります。駆除を促進しながらポジティブに活用することはできないか?という神戸市北区との共同研究です。
学生は染色にチャレンジし、これをテーマに卒業論文を書くことを目指し、研究を進めています。

オオキンケイギクは彩度の高い黄色で、下漬けなしで綿にしっかりと染まります。媒染によって茶色、オレンジ、緑と色のバリエーションも豊富です。
「すばらしく鮮やかな色みは染色に使えそう」「媒染剤や酸・アルカリでカラーバリエーションが出せますね」と試行錯誤しながら、日用雑貨や衣料品として耐える堅牢度があるかなどを目下、実験中です。

花田ゼミは現在、神戸市の特産物である「神戸レザー(神戸ビーフとなる但馬牛の革)」とのコラボレーションも検討中です。

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