[人間科学部食物栄養学科]兵庫県栄養改善研究発表会で努力賞を受賞しました

2022.07.01

2021年12月4日、第38回兵庫県栄養改善研究発表会において、人間科学部食物栄養学科の学生や教員が所属する2つのグループが研究発表を行いました。

一方のグループの発表内容は、「認知症者における味覚閾値」です。社会福祉法人翔美会特別養護老人ホームに入所する高齢者61名を対象に、5基本味質(甘味、塩味、酸味、うま味、苦味)、10濃度の試薬を用いて味覚調査した結果を分析するという取り組みです。疾患別、男女別、年齢別の味覚閾値の違いについて分析・比較した結果を報告しました。

もう一方のグループの発表内容は、「管理栄養士課程学生における臨地実習(臨床栄養学)前・後の気づきの比較」です。管理栄養士臨地実習生31名を対象に、実習前と実習後の意識の変化を比較するという取り組みで、人間科学部食物栄養学科の林直哉専任講師と外部出向先である市立川西病院栄養科の方々と共同で研究が行われました。

これら2つのグループの発表は、県民の食生活改善推進のため優秀であると評価され、5月28日に開催された「公益社団法人兵庫県栄養士会総会」において、努力賞を受賞しました。

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