2024.05.22

本学は行政・産業界・大学が共同で2023年11月に設立した「一般社団法人　大学都市神戸産官学プラットフォーム」に参加しています。そのプラットフォームで実施している「神戸外国人高度専門人材育成プロジェクト」に関係した本学での取組が始まりました。

このプロジェクトは神戸市、社会福祉法人報恩会、JICA関西、神戸国際大学及び本学が連携して実施します。このプロジェクトでは、海外で介護に関する教育を受けている留学生を神戸に迎え、神戸国際大学で半年間、日常会話や介護に関する日本語力を養い、その後、介護業界へ人材を送り出すことを目的としています。本学では日本語力向上のバックアップを担い、日本語教員を目指す学生が「会話練習」「日本語能力試験対策」のサポートを行うほか、実践活動としてのフィールドワークにも同行する予定です。

本学におけるプログラムの1回目として、4月27日(土)に留学生9名が日本語の特別授業を受けました。日本語の先生は、日本語日本文化学科池谷知子教授と日本語教育を学ぶ大学院生1名、4年生2名が担当しています。1回目の授業では、まずはお互いを知るということで自己紹介からスタートしました。留学生も本学学生も最初は少し緊張している様子でしたが、帰るころにはすっかり打ち解けた様子でした。前期に全8回の日本語の特別授業が予定されています。

神戸市の人材育成に貢献し、本学学生の経験の場にもなるよう、本プログラムに取り組んでいきたいと思います。