[人間科学部食物栄養学科]学生が「センアーノ神戸U-15」の選手たちにスポーツ栄養教室を行いました

2024.06.11

6月8日、本学において、人間科学部食物栄養学科4年生の7名が、サッカークラブ「センアーノ神戸U-15」の選手61名に対してスポーツ栄養教室を行いました。

まず最初に「試合に勝てるカラダを作ろう」と題して学生2名が講師となって解説。センアーノ神戸の選手たちへの栄養教育は一昨年から行っているため、中学2・3年生の選手には復習となり、1年生には初めての内容となります。
1日に必要なエネルギー量やその理由、食事の基本としてバランスの良い食事についてや五大栄養素、たんぱく質の重要性などを解説しました。
クイズなど親しみやすい演出も多く取り入れ、活発に手が挙がる場面も見られました。

後半は、身長、体重、体組成(体脂肪率、筋肉量等)を測定して体格を判定、採血をしなくても測定できる簡易機器を用いて血中のヘモグロビン値を測定しました。さらに今回はSATを用いた食事診断を実施しました。
SATは、自身の食事に沿った食品サンプルを選んで二次元コードを読み込むと、エネルギーや栄養バランスが一目でわかる仕組みです。選手たちは学生から食事バランスについてアドバイスを受けました。
最後に結果の見方について本学生が解説し、選手たちは自身の食事の栄養価をしっかりチェックしました。

今回のデータについては今後、学生たちが分析を行い、卒業論文としてまとめる予定となっています。
この栄養教室がサッカーのパフォーマンスが向上する身体作りにつながることを願います。

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