[公開講座]令和7年度前期 神戸松蔭大学公開講座「コメから考える食と環境 (第1回)」を行いました
2025.07.14
7月12日に本学213教室で令和7年度前期 神戸松蔭大学公開講座「コメから考える食と環境」が行われました。
事前申し込みには30人を超える応募がありました。
第1回となる今回は、本学人間科学部人間科学科の富田因則教授が登壇し、「地球温暖化とコシヒカリ一強がもたらす令和の米騒動」をテーマに、全国で圧倒的な人気と栽培量を誇っているコシヒカリが抱える地球温暖化の影響による問題や、それに対応する品種改良の最新技術などについて解説しました。
講座の参加者からは「とても分かりやすい内容でした」や「コメ不足についてよく理解できました」、「今回のコメ不足の問題について生産量を増やせばいいのではと考えがちですが、高温に強いイネの開発などイネ自体の収穫量を増やすことも大事だと勉強になりました」などの感想をいただきました。
次回9月27日には第2回「気候変動に強い未来のコメ新品種開発~遺伝的改変へのアプローチ~」をテーマに講座を行います。