[地域連携]篠原北町一丁目自治会主催の防災イベントで「蒸しパン」のパッククッキングや書道パフォーマンス作品展示を行いました
2025.10.22
神戸松蔭大学の南側、篠原北町一丁目自治会主催の防災イベントが10月18日、カトリック六甲教会を会場に開催され、人間科学部食物栄養学科の2・3年生および卒業生を含む計7名が参加し、災害時に役立つ「パッククッキング」で作ったメニューの提供や、ライブ形式による調理方法の紹介を行いました。
今回は『ローリングストックで「パッククッキング」』と題して「蒸しパン」を2種調理。長期保存が可能な「ローリングストック食材」を材料に、フィッシュソーセージ、粒コーン、豆菓子を使った「食事風」と、蒸し豆や味付きサツマイモを使った「おやつ風」タイプを食べ比べました。試食だけでなく、調理過程が解りやすいよう、ライブ映像をスクリーンに投影しての解説も行いました。
食事としてもデザートとしても満足度が高く、冷めてもおいしいメニューに「本当においしかった」「食べやすかった」などの感想をいただきました。来場者には調理方法を説明したイラスト入りリーフレットも配布しました。学生も「大勢の前で発表する貴重な体験ができた」「蒸しパンを皆さんに喜んでもらえて良かった」など、手ごたえを感じたようでした。
また会場には、文学部日本語日本文学科の書道コース生など書道を学ぶ学生等有志による大きな書作品も展示されました。これは阪神・淡路大震災30年の節目である2025年1月17日の「ひょうご安全の日つどい」の交流ステージ(HAT神戸・なぎさ公園内)で披露した書道パフォーマンス時に書いた作品です。2月に兵庫県立美術館で開催した「書道 文化 フェスタ」で展示したこの作品を同自治会の方にご覧いただいた縁で実現しました。大きさ、迫力、メッセージに見入る方の姿も見られました。
最後は参加者全員で「しあわせ運べるように」を合唱。参加した本学生も並んで歌いました。参加者はこれによって一つとなり、日々の防災意識の大切さを改めて考えるひとときとなりました。


