[松蔭ビオラプロジェクト]区役所など6つの近隣施設に神戸産ビオラ苗を配布しました
2025.12.10
地域貢献および産学連携活動の一環として、人間科学部人間科学科・花田ゼミを中心に今年も「松蔭ビオラプロジェクト」を展開しています。これは神戸市西区伊川谷地域の花卉生産者と連携し、ビオラ苗による空間のカラーコーディネートを通じて花のある暮らしを提案しているプロジェクトです。学生が「色彩学」の学びを活かして花色の組み合わせを考案し、地域の空間を演出する実践的な学びの場となっています。Instagram公開コンペ形式で学生案を選び、人気配色を採用するなどの取り組みも行ってきました。
その場所にあったビオラの色の組み合わせを学生が考案し近隣施設に寄贈しており、2025年度も学校・保育園・市民施設等6か所にビオラ苗を配布しました。11月5日には花田ゼミ3年生3名が灘区の岸上佳代区長を訪問し、学生から直接、活動の趣旨と今年の配色イメージを説明しました。今年の区役所花壇のカラーコーディネートテーマは「チルタイム」。寒色系を基調に、クールで爽やかな印象を与える配色を考えました。2024年度は暖色系のコーディネートで温かみのある空間を演出しましたが、今年は少し趣を変えて、ひととき"チル"(=くつろぎ)できる余白を色彩でデザインしています。
今後は、配布先の施設・団体の皆さまに、どのようにビオラを植え、日々楽しんでいただいているかをお知らせいただく予定です。植えられたビオラが地域の暮らしに彩りを添えることを願い、楽しみにしています。




