[産官学連携]人間科学科の青谷ゼミが「滋賀カレッジ」で優秀賞(第2位)を受賞

2025.12.04

人間科学部人間科学科 青谷実知代准教授のゼミは2025年、西日本旅客鉄道株式会社が主催する産官学連携プログラム「滋賀カレッジ」において、大津市を担当する「大津チーム」として参画しました。このチームは11月28日に開催された成果報告会にてプレゼンテーションの結果、第2位となる「優秀賞」を受賞しました。
「滋賀カレッジ」は、滋賀県内7市(大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、栗東市、甲賀市、高島市)をフィールドとして、大学生が地域の魅力や課題を調査し、観光振興や地域活性化に向けた新たな提案を行う実践型プログラムです。2025年度は、追手門学院大学、関西大学、近畿大学、清泉女子大学、龍谷大学、和歌山大学、本学を含む7大学の学生が参加しました。青谷ゼミの学生7名は、9月9日・10日に大津市で現地調査を実施。地域の文化資源、観光客の傾向など多角的な視点から分析を行いました。その結果、青谷ゼミチームは湖畔エリアを舞台にした「青いランタンを空に飛ばすナイトイベント」を企画。幻想的な光の演出により、若年層や観光客の参加を促す、大津の景観と調和した新たな夜間コンテンツとして提案しました。さらに、琵琶湖をイメージしたオリジナルフレグランスを提案。地域の自然や歴史から着想を得た香りを通して、大津の魅力をより深く感じてもらう商品として企画しました。
発表会はJR大阪駅前の新施設「APイノゲート大阪」で開催され、参加大学による成果発表の後、自治体担当者やJR西日本の審査員による採点・講評が行われました。その結果、本学は僅差で2位の「優秀賞」を受賞しました。今回提案した企画については今後、商品化に向けた検討が進められる予定です。

【滋賀カレッジ】
参加大学:追手門学院大学、関西大学、近畿大学(関西観光教育コンソーシアム)、神戸松蔭大学、清泉女子大学、龍谷大学、和歌山大学
参加自治体:大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、栗東市、甲賀市、高島市
主催:西日本旅客鉄道株式会社

20251128shigakarejji5.jpg

閉じる