人間科学部 都市生活学科
「製パン実習」で本格的なパンづくり。
イスズベーカリー・井筒特別講師からノウハウを学び
KOBEで長年愛されているパンを知る。
本格的なパンづくりを学ぶ「製パン実習」では、前期に理論を学び、後期には実際にパンをつくります。製パン部門初の“神戸マイスター”(神戸市が認めた技術・技能をもつプロフェッショナル)である、『イスズベーカリー』2代目オーナーシェフ・井筒英治特別招聘講師の指導のもと、ハード山食、クロワッサン、フランスパン、菓子パンなどを、プロ仕様の調理実習室でつくります。同じ素材でも焼き上がりは驚くほど異なり、チームごとに食べ比べながら実習することで、パンづくりの奥深さと楽しさを発見します。
人間科学部 都市生活学科
「和洋菓子実習」でスポンジケーキやビスキュイ、和菓子づくりにも挑戦。
楽しみながら一生モノのスキルを身につける。
「製パン実習」と隔週で行われる「和洋菓子実習」では、『レーブドゥシェフ』代表取締役・オーナーシェフで“神戸マイスター”でもある、佐野靖夫特別招聘講師による洋菓子づくりも学びます。レシピは定番の「ショートケーキ」から、ビスキュイ生地を焼いてババロアとフルーツでデコレートした「シャルロット・フリュイ」まで、種類もさまざま。本格的なホールケーキづくりの経験は初めてでも、佐野講師によるデモンストレーションやテクニックの手ほどきにより、おいしいケーキを完成させることができます。
人間科学部 食物栄養学科
「遊んで学ぼう」をキーワードに食育フェアへ参加。
地域の方・他出展者との交流を通じて“食プロデュース力” を磨く。
こころやからだの健康に欠かせない“栄養”の役割と大切さを子どもたちに伝える「食育」。管理栄養士をめざす食物栄養学科の学生たちにとって食育は大切な取り組みで、例年、神戸市東灘区健康福祉部が主催する「遊んで学ぼう『食育フェア』~未来の大人を育てる食と健康~」に参加しています。これは東灘区と区内の食品関連企業・団体(医師会等)・大学による協働イベントで、本学の参加は8回目。不足しがちな栄養素摂取のために学生が開発した「こうべ旬菜」を使ったスイーツの販売や、フードモデルを使った栄養アドバイスを行っています。
2018年11月の『食育フェア』では、災害時でも家庭で簡単に食事をつくる方法「パッククッキング」を紹介するブースを出展しました。阪神・淡路大震災を教訓に、震災時だからこそ大切な“おいしい食事”のノウハウを伝えました。
人間科学部 食物栄養学科
レシピ開発から原価管理まで
すべて学生たちがプロデュースしたオリジナルのお弁当を学内で販売。
経験のなかで“現場力”を培う。
給食経営管理実習では、販売サービスの経験として学内でお弁当を販売する取り組みも行っています。班に分かれてメニューを考えるため、お弁当の内容はさまざま。それを週替わりで1班ずつ販売していきます。はじめは失敗もありますが、見た目・味・栄養バランス・原価管理・提供までの時間管理など、経験のなかで学生たちの現場力が磨かれていき、回を重ねるごとに調理はスムーズになっていきます。お客さまのリアルな声も、大切な財産として将来へ活かしていきます。
先輩たちが選んだ未来
株式会社 ギンビス 勤務
2018年3月 生活学科 都市生活専攻
(現:人間科学部 都市生活学科) 卒業
大阪府 追手門学院高等学校 出身
自分が企画したお菓子が
売り場に並ぶ嬉しさ。
商品を通じて人の幸せに貢献することが目標です。
「たべっ子どうぶつ」でお馴染みの製菓会社で、営業職として働いています。見積書や資料の作成、得意先様との商談、お菓子の展示会やイベントへの参加など、仕事内容はさまざま。大好きなお菓子に携わり、いちはやく新商品の情報収集や試食ができることは、この仕事ならではの楽しさでやりがいです。
学生時代には
企業とタイアップして商品開発も!
一つひとつの学びが
就職後に活きています。
ゼミでは企業とのタイアップで商品開発やイベント企画に取り組んでいたので、市場調査やプレゼンテーションの経験が仕事に活きています。また、就職後は一人暮らしをしていますが、調理実習で学んだ旬の食材の選び方や献立づくりの知識のおかげで、バランスの良い食生活が送れていると思います。