年度によって具体的にテーマを設定して活動。
2016年度からは「学童保育」の児童に対する食育・消費者教育や、支援員に向けた情報提供をテーマに
研究および実践的活動を行っています。
実際に学童保育施設を訪問し、課題を探索します。保育の現場は多様であり、一つの決まった「正しいやり方」が存在するわけではありません。現場を観察し、児童や先生と接することで、それぞれの場所に適したスタイルを見つけ出すことが最初の課題といえます。
写真は、学生たちが試行錯誤しながらアイデアを形にした「食育カードゲーム」です。日常の生活の中でプログラムが本当に機能するためには、押し付けではなく、子どもたちの目線で「楽しそう」「やってみたい」と思える仕掛けが必要であり、そうした気づきもまた学びの一つです。
このクラスでは発掘した課題に対して自分たちなりの具体的な解決策を提示することを目標としています。2019年は学童保育で新たに指導員となる方の業務を円滑に進められるように支援するための業務マニュアル「おやつガイド」の制作を行い、高い評価をいただきました。
管理栄養士養成課程では、食品の生産、流通、加工・保存、食品の機能、調理、食文化などの基礎的な学びから、栄養教育や臨床栄養のような発展的な内容まで幅広く学べます。自分の興味を深めるもよし、資格を取得すれば、社会のさまざまな場所で専門職として活躍することができます。「食いしん坊」集まれ!