2019.12.11 地域連携
11月18日、教育学部教育学科の特別支援学校教諭免許課程の1年生3名が、院内学級に在籍する生徒の神戸市内散策をお手伝いしました。
分身ロボットオリヒメRは、NHKの探検バクモンで紹介されたことがありますが、オリヒメRを遠隔操作することで、病院や自宅に居ながら学校に登校したり、会社に出勤したりできます。また、画像と音声を伝え合うだけでなく、顔が動いたり(視線が合う)、手が動いたりするので、あたかもそこにその人がいるように感じることができます。反面、本人の映像が相手に伝わらないので、脱毛などの副作用がある状態でも気にしなくてもよいなど、病気療養中の子どもが参加しやすいという特徴があります。
今回は、病院から社会見学を行うというコンセプトで神戸市の異人館街を散策、そのお手伝いを本学の学生3名が行いました。通信が途切れるというハプニングもありましたが、約20分間、異人館の町並みや坂の多さなどを実感することができたようです。これからも、取り組みを重ねていき、接続の安定化、社会見学における映像の撮り方や説明の仕方など、ノウハウを蓄積していきたいと考えています。(教育学科 教授 谷川弘治)