2020.02.19 お知らせ

教育学部 教育学科の寺見陽子教授が「第46回 全国保育士研修会」の鼎談に登壇しました

令和2年1月27-28日の2日間、新横浜プリンスホテルにて、全国社会福祉協議会・全国保育士会/全国保育協議会主催(実施主体:全国保育士会)の第46回全国保育士研修会が開催されました。本研修会は主任保育士・主幹保育教諭及びリーダー的職員のキャリアアップのためのものです。第1日目は、厚生労働省から「保育をめぐる国の動向と課題」について行政説明があり、その後、鼎談が行われました。第2日目は、4つのテーマ分科会が開催され、専門的な内容が深められました。
第1日目の鼎談では、社会福祉法人豊福祉会みつわ台保育園主任保育士の來住るみ子氏、フェリアン副所長津村薫氏と本学寺見教授が登壇し、寺見教授の進行のもと「保育士・保育教諭の養成と働き続けられる職場づくり~より質の高い保育を実現するために~」をテーマに講演と議論が行われました。いま、現場では、保育士不足と離職率の高さが問題となっており、こうした現状を打開するための方策について、來住氏は現場の現状と課題について、津村氏はキャリア養成の立場から、そして寺見教授は、養成校における保育士養成の現状と課題について講演し、資質のある保育士の育成と、現場保育士の資質向上について議論が交わされました。そして、保育の質を高める基盤として、保育士の人間関係の構築力と職場の受容的共感的な人間関係づくりが重要であると総括されました。
ご登壇されたみなさんのお話は参加者の共感を呼び、日頃の保育と職場関係を見直すきっかけになったようでした。

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