2月14日、本学にて、滝川工業株式会社と本学ファッション・ハウジングデザイン学科による産学連携プロジェクト報告会を開催しました。ハウジングデザインを学ぶ３年生のチームが産学連携プロジェクトの一つとして、「滝川工業エントランス・インテリアプロジェクト」に取り組みました。滝川工業株式会社は、加古川を拠点とする産業機械メーカーです。この度、社屋のうちオフィス棟エントランスホールのインテリアを学生たちに提案してほしいと依頼されました。米原ゼミの５名の学生たちが会社訪問や打ち合わせを重ね、デザイン提案作品の制作に取り組みました。

エントランスホールは企業の顔となる大切な空間です。そこで滝川工業が持つ金属加工の高い技術力を生かす方向での空間提案を考えました。
テーマは"Geo-metallic Harmony"。数種類の金属を素材として、企業ロゴや幾何学図形をモチーフに、カラーリングも考えて、家具やオブジェをデザイン。それぞれが個性的でありながらも調和し、個々の役割をしっかりと果たすように、みんなで役割分担しながら考えました。全体として企業イメージを表現し、活気のある快適な空間となることをめざしています。今後、家具やオブジェは滝川工業で製作され、提案した空間は実現する予定です。