2023.11.30 地域連携
産学連携及び地域貢献活動の一環として、今年も「松蔭ビオラプロジェクト」のビオラ苗を近隣の学校・保育園等の施設や灘区連合婦人会、沢の鶴株式会社などに寄贈いたしました。
11月16日には灘区の丹本陽区長に、活動の中心となる人間科学部都市生活学科 花田ゼミ生が直接贈呈。学生たちは今回贈呈するビオラの組み合わせが灘区役所前にマッチする配色を考えたコーディネートであることを説明しました。「place of rest」と名づけられたこのコーディネートは、灘区役所前がホッと一息つける空間となるよう配色。紫系と赤紫系の類似トーンによりまとまりを感じさせ、「癒される」「鮮やかな」「なごやかな」組み合わせとなっています。
「松蔭ビオラプロジェクト」は人間科学部都市生活学科の花田ゼミを中心とした学生と、関西有数の花壇苗の産地である神戸市西区伊川谷の花卉生産者がコラボレーションした、ビオラで空間をカラーコーディネートする取り組み。神戸の花産業をPRし、花のある暮らしを提案することを目的としています。
花色の組み合わせには色彩学の知識を応用。「色彩学」を受講する学生を中心に、カラーコーディネーターの資格を持つ学生などが組み合わせを考案します。
学生たちが考案したコーディネートは、数種セレクトしてInstagramで公開コンペを開催。「いいね」の数で反響をはかります。学生の希望する「色」を実現させるビオラの種類は伊川谷の花卉生産者に選出いただきます。
寄贈先の皆さんからは「コーディネートを意識して植えている」「毎年楽しみにしている」などの嬉しいコメントもいただいています。
「松蔭ビオラプロジェクト」の活動は以下をご覧ください。
*神戸カップリングビオラFacebook
*花田ゼミInstagram
*都市生活学科Instagram