今回のメインイベントを中心に、人気の学科模擬授業や体験イベントの一部をまとめてご紹介します!
参加者の皆さんには、神戸マイスター・井筒先生直伝の"パン焼き体験"を楽しんでいただきました。当日は、この日のための特別レシピ『ソーセージとチーズの焼き込み調理パン』と『フランス風クリームパン』にチャレンジ。焼き上がりの形にそれぞれ個性が出ていて、参加者同士で盛り上がる場面も。どれも本格的な味と出来栄えで、皆さん「すごくおいしい◎」「初めてパンを作ったけど、とても楽しかった」と大満足の様子でした♪
また、トークイベントでは「家でパンを作るとパサパサになるのはどうして?」という質問が。井筒先生は「生地の練りが足りないのかも。伸ばした時に生地が透けるくらいにしっかり練ってみて」とアドバイスしていました。
神戸松蔭書道部によるライブパフォーマンスが今年も行われました。書道部は全日本学書展で最優秀学校賞を受賞するほどの腕前。チームで織りなすダイナミックな筆さばきを前に、思わず足を止め見入る参加者も。出来上がった作品を立ててお披露目すると、集まった人々から大きな拍手が上がりました。
松ぼっくりを使った工作体験を実施。毛糸やビーズ、マスキングテープなど多彩に用意された装飾用の材料を使い、「1~5歳くらいの子どもたちが、どんな風につくるか?」を考えながら工作を楽しんでもらいました。
「小さな子にとって"結ぶ"という行為は難しいもの。結ばずに糸を付けるには、どうすれば良いか?結ぶことをどうやって子どもに伝えたら良いか?を常に考えることが大切」と先生がアドバイス。幼児教育に必要な"子ども視点"について改めて考えるきっかけとなったようです。
『源氏物語絵巻』から平安時代の物語絵巻がどのように制作され、どのように読まれてきたかを紐解く授業。世界最古の長編物語として知られる源氏物語から、当時の暮らしや人々の日常について説明しました。また、絵巻物を描く際に使われた顔料や、その技法についても解説。絵巻物の中に広がる、はるか昔の"いきいきとした日常の様子"に、参加者の皆さんも興味深く聞き入っていました。