衣食住や経済・経営を学び 、デジタル化が進む社会で新たな価値をつくり出すことをめざす当学科。2023年度より2年次から５コース制になることが説明され、より詳細に専門的な学びを得られること、めざせる資格取得も多岐に渡ることに参加者のみなさんも興味を惹かれている様子でした。

複雑な人の心や行動を、科学的に解き明かしていく心理学。この日の模擬授業は「ボケとツッコミ」と心理学、というテーマでした。笑いや笑顔は、周りの人との距離を縮めるといった人間関係に有用であること。さらに、癌患者が大笑いした後にNK細胞が活性化することが研究で分かり、健康にも良い影響を与えることなどが紹介されていました。

教師の仕事は教えること。教えるために必要な知識とは何かに気づきを与える模擬授業でした。この日は、平均速度の求め方を教える術を学習。高校の授業でも学んだ「速度の場合は相加平均で求めない」ということを改めてどう理解させれはいいのか、先生の質問に答えながら考えていきました。教えることの難しさと楽しさを体験でき、満足そうな高校生のみなさんでした。

学生スタッフがガイドとなり、参加者グループを率いて大学内を巡ります。それぞれの施設が何であるのかを、ポイント毎に立ち止まって説明するスタッフ。神戸松蔭のよいところを知ってもらうため、丁寧に話す姿が印象的でした。ツアーの最終地点であるチャペルに辿り着いた時、その圧巻の光景に感嘆の声が上がっていました。